循環して愛を知る
『愛』を与え、
『愛』を送り、
『愛』を流れさせたなら、
大切な事がもう一つあります。
それは、
『愛を受けとること』
愛することには慣れていても、
受けとる事にはまだ慣れていない私達。
でも、あたたかく想像してみましょう。
もしも、あなたが、
大事に大事に、時間をかけ、
心をこめて、
誰かの為のプレゼントを選んだとしましょう。
そのあたたかい贈り物を 渡そうとしたら、遠慮から拒絶されて、
『いえ、いえ、いえ、私は受けとるに値しません。』
と、もしどうあっても受け取って頂けなかったら
どんなふうにお感じになりますか?
きっと、がっかりしますよね。
だけど、もし、
プレゼントを渡した時、
その人が、飛び上がって喜び、
嬉しくて嬉しくて、
嬉し涙を流して 幸せそうにしている、
ほっぺを紅潮させて、幸せが滲み出ているお顔をしてくれたなら、
いかがでしょう?
きっと、こちらまで幸せな気持ちになってしまいます。
きっとプレゼントを探して探して、足が痛くなった事も、
お財布がさみしくなった憂いも(笑)
きっと見事なまでに溶けてしまうでしょう。幸せな顔で喜んでくれたらそれでいい。それだけで、心は愛でいっぱいになるでしょう。
ああ、よかったな。
よかったなと、幸せな気持ちにきっとなります。
それはつまり、
『与えることも愛、』なら、
『受けとることもまた愛』なのです。
私達が、誰かの優しさを、
心のあたたかい場所で、しっかりとキャッチし、
心を優しく、愛で震わせる事は
誰かを幸せにしてくれます。
そして、そうやって
受けとる人がいてくれるからこそ、
内奥に隠れていた愛が、
あふれでる場所を得る事ができます。
ひきだされてきます。
ある日、あなたが愛を受けとる側に立った日は、
受けとる事は、
あなたが愛を学ぶ幸せな時であり、
相手さまにとっては、
自分の愛を
誰かの為に役立てる幸せな瞬間を授かります。
自分の愛を表現して流れさせる場を頂くのです。
私達は、
そんな愛の力によって進化し、
幸せになり、
この惑星をあたたかな愛の星にしてゆきます。
愛は『与えて』また『受けとる』がワンセットなのですね。