一番最初の自由意思(2)

 

 

 

本当は、肉体に入っていなければ体験できなかった宝物。

 

 

地球に生まれなければわからなかった宝物。

 

 

 

それが、「経験」と「体感」

肉体という物的波動を伴ったフィーリングによる

 

「気づき」という魂の宝石です。

 

 

その気づきは、

私達の魂から、

美しく、麗しい、

光を引き出すのです。

 

 

 

不幸と感じ、

何故自分だけがと落ち込み、

何故、行きたい方向には向かっていけない運命なのかと、苦しむ時。

 

 

 

ままならないその現実に

いいかげん腹がたち

「誰も私の気持ちをわかってはくれない。」

「誰も私を助けてくれない。親身になってくれない。」と、

悔し涙にあふれる時。

 

 

 

その心の暗闇に、

ふっと小さな気づきの明かりを、

灯してみませんか?

 

 

 

 

 

 

この経験は

私自身が、自由意思・自由選択で

生まれる前に選んだのです、と。

 

 

 

自分自身にとって、

とてもとても大切な

「気づき」を得たかったからだと。

 

 

これを、この体験を、

天界で、生まれる前に私自身が選んだ、と。

 

 

 

 

自由意思・自由選択に気づくと

魂は周波数をあげ、

自由になってゆきます。

 

 

 

そして、それまで凍らせていたエネルギーを、甦らせるから

 

 

豊かに、みずみずしいエネルギーが戻ってきます。

 

 

 

苦しいなら、思い出しましょう。

 

 

あなたの自由意思を、大切に扱って下さる存在しか、この課題には関与しておらず、

 

 

あなたがこの課題を選んだ時も、

苦しむ事、苦しめる事を

自分に選ぶはずがないという事。

 

 

こんなに心細く、

こんなに苦しく、

こんなに大変なのに、

 

 

 

それでもなお、

私自身がこの経験を選んでいるとしたら、

 

 

 

それは、その苦しみ以上の価値が、

この経験から生まれる気づきには

あるからなのですね。

 

 

 

 

こんなに苦しく、

こんなにみじめで、

こんなに情けないのに、

 

 

 

それでも尚、

私自身がそれを選んでいるとしたら、

それ以上のギフトがそこには、

あるからなのでしょう。

 

 

 

そう、それはギフトなのです。

 

 

 

 

明かりを灯すとき

私達は気づいてゆきます。

 

 

私は何を知りたかった?

何に気づきたかったの?。

 

 

 

例えば、

「誰も助けてくれない!

思いやってくれない!

親身になってくれない!」と、

世間をうらんでしまいそうな時。

 

 

 

ふと、これを選択したのは私だという視点に気づけば、

意識は動いて

魂の叡知は答えを示してきます。

 

 

だから、そこにある魂の課題に、光があたり始めるでしょう。

 

だから、ふと

気づきが生まれます。

 

 

 

 

はっ!!

 

 

 

 

誰も助けてくれない!

誰も愛してくれない?

 

 

 

それでは、私は?

私は今まで、

いいえ、今この時も、

それでは私は、

どれだけお人の助けに、今、なれているだろうか?

 

 

どれだけ、お人に手をさしのべているだろうか?

 

あたたかく親身になって、寄り添えているだろうか?

 

 

 

はっ!何もしていない・・。

 

 

 

 

そうか!

私は、ほしい、ほしい、ばかりで、

私からお人を助け、

思いやり、

お人を愛する事を忘れていたんだ、と、気づいたりします。

 

 

 

私は愛する為に、肉体をまとったのに、

愛することを忘れていたんだ!!

 

 

 

一番最初の自由意思で、

自分の為に選んだギフトを

忘れていたんだ!と気づいたりします。

 

 

 

それは言うなれば、

あなたが、あなたらしさをなくしていたという事。

 

いのちに対して、自然ではなく、

不自然であったという事です。

 

 

 

猫には猫の選んだ魂の道と場所があり、

魚には魚の選んだ道と場所がある。

 

 

 

でも、例えば長い輪廻転生の中で、

猫が自分を、見失っていて

皆海にいるからと、自分も海に入って、

 

皆みたいにうまく泳げないと落ち込んであせって、

 

 

何故こんなにも苦しいのだろうと、悩んでいたり、

 

 

魚が、陸に理想郷があるに違いないと陸に上がっても、自分の選択した場所でない為に、

ああ苦しい、うまく動けないと、悩んでいるようなものです。

 

 

猫には猫の光が示す場所があり、

魚には魚のいのちの正位置があります。

 

 

だから、例えばひとつのいのちが、

あれ?私、この在り方じゃなかったと、

自分のステージは、ここではなかったんだと、生命の勘により気づくと、

 

 

 

魂は、その気づきにより、

正位置に戻り

 

運命が改善されるでしょう。

 

 

 

あなたが最初に選んだ自由意思が、

 

あなたの「魂の正位置」なのです。