天国の創造性
ある日の不思議体験
天国探訪~よりよく生きる事を学ぶ
皆様、お元気ですか。
最近よく、この連載に対する嬉しいお声を頂戴します。とてもたくさんの方々が心の中に、このTenderness lighit (テンダネスライト 優しい光)の居場所を作ってくださっているようで、とても嬉しいです。
心より、ありがとうございます。
今日も心をこめて、お届けしますね。少し前にミゼリコルディア メッセージとして『2016 8月15日を越えると 』という記事の中で、光もとに集っている方々の霊界の世界で、私が私の先祖さまに当たる方をおみかけしたエピソードを、お話いたしましたが、今日はその同じ時に体験した別なお話をお話いたしますね。
いのちの世界の課外授業
私は瞑想中に、或いはよく眠りのあとなどに、深い霊的体験をすることがあります。
眠りにおちそうなすーっとした状態になった時に、突然強いインパクトを感じたかと思う時、体にジェットコースターに乗っているような、スピードを感じたのです。
走って走って、するとすっとある世界にぬけたのです。
おだやかな、のどかな、優しい世界で、その世界の樹木は内側から光輝いているようでした。
その時そばには、いつも霊的指導を与えてくれる私のガイドスピリットが寄り添ってくれていました。
そのガイドがいいました。
『これはあなたのいわば天国の授業です。これは、人生をよりよく生きる為の天国の学びです。ここから見つけたことを、あたたかい愛から生きてみたいと願う多くの人々にあなたは聖母のスピーカーとして、伝えてほしいのです。』
私は「???」何が起きるのか、何を学ぶのか皆目見当はつきませんでしたが、「わかりました。」とだけお答えしたわけですが、ふと見ると横に私と同じような女性がもう一人いらしたんです。
肩までくらいのストレートの髪型のサバサバとした格好いい印象の女性で、やはりその方ご自身のガイドに付き添われておられました。
私がその女性に気がついた時、ガイドが耳元でささやきました。
「あの方はあなたとは違う役割の方ですが、その役割に必要な学びの為に、ここにいらしておられるんですよ。」
ああ、そうだったんだとその女性に親近感はわきましたが、特に言葉をかけあうでもなく、なんとなくそれぞれのガイドにつれられて歩いていたのです。
すると、私たち霊界見学隊(笑)を待っていてくださる方がおられました。
銀髪を綺麗に結い上げた上品なおばあさまで、にこにことして私たちを待っていてくださいました。
お日様の光のようにあたたかい印象の方で、私は一目でその上品なマダムを大好きになってしまいました。
銀髪のマダムがにこにこと口を開きます。
「ようこそ、上界のご指導であなた方お二人に、霊界の生活の一部を見せてあげてくださいとのお伝えがありました。あなた方 地上生活にお役にたてるのであれば、喜んで私のおうちをお見せいたしますよ。」
まあ、霊界の建物探訪(笑)
私はわくわくしました。ところが!
「さ、ここが私のおうちですよ。」と案内されたものを見て、私は驚愕!えっ!マダム?うそでしょう?
それは、森の中のとても太いどっしりとした大木の上に建ててあるおうちだったのです。
少年たちなら、自分たちの基地だよといって遊ぶような、手作り感のある「小屋」という印象です。
綺麗に髪を結い上げていたマダムからは、とてもイメージできません。
マダムは太陽みたいに明るく快活に笑われて、『私は地上生活中このような冒険生活にとても憧れていたんですよ。ですからたまにこういうおうちを楽しんでいるんですよ。』
私たちは導かれているままに、はしごを上り、招かれるままにマダムの小屋へと入ってゆきます。
中はわりと広いのですが、ガランとして家具はなにもありません。
私は下を見ると小屋を作っている木材の隙間からうっすらと下が見えていたのを見て、すごくリアルだなとまじまじとそこを見ていました。
すると私と同じ霊界見学者さんが、正直な感想を言葉にしました。
「中になにもない!えー、どうやって寝てるんですか?何もないのにどうやって寝るんですか?」
すると、その方のガイドとマダムが同時に私の方を振り向きました。
『あなたにはわかるでしょう?』
「え!ええ、わ、わかりますが」
不思議なもので、私のなかにはその答えが灯っていて、どうすればいいか完全にわかっていました。
しかし、少々戸惑いがちな私をよそに、マダムはにこにこカウントします。
『では見せてあげてください。』
私「え、えっ!」
『はい、いきますよ!3、2、1、はいっ!』
マダムがカウントするので、私はあわてて意識を瞬間的に集中し、ステキなベッドのイメージをありありと脳裏に思い浮かべました。
イメージする事には慣れていますので、ベッドの形のイメージ、かたさ、やわらかさ、質感、肌触り等、一瞬集中して思い浮かべます。
すると、そこは霊界ですから、思念の動きは目に見えるんですね。
私が思い浮かべて、ベッドの色彩、形、装飾、スプリングの感じなどのイメージの質感を心の中で想像して、集め始めると どこからともなくキラキラキラと、光の粒子が額の辺りに集まってきます。
そして、さらにリアルにありありとイメージを感じ、そのイメージを固めて、これ!とアウトプットすると、空間に光のラインが縦にできたかと思うと、飛び出す絵本をひらくように、小屋の中に、ステキなベッドが現れました。
ちょっと私がこったベッドを出現させてしまったので、ガイドたちとマダムは「 ずいぶん立派なのをだしましたねぇ」と、あたたかく笑われてしまいました。
マダムは私をまっすぐごらんになりながら、孫に語りかけるように優しく語りかけました。
『そう、これでいいですよ。こちらの世界では思うことがそのまま現実なのです。イメージを明確にし、こころに集めると、それは現実になるのです。』
『思いとイメージは、霊界ではそのまま現実となりひきよせられてきます。こちらは霊界、そしてあなた方の世界も本当は 物質霊界という霊界です。波動の違う霊界なのです。だから本当はあなたたちの世界でも、今あなたがベッドを出現させた法則と同じ法則が働いています。ただ違いがあるとすれば、あなた方の世界は物質霊界ですから、物的な波動の制約がある為に、実現化、具現化までには、霊界より時間がかかることです。
霊界は振動がより精妙で早いために、実現化はまばたきするように一瞬です。思えばすぐ、結晶化するのです。
あなた方の世界は波動がこちらの世界より重い為に、実現化までに時間差があるのです。でも、法則は同じ、イメージし心で思うことが、結晶化しあなたの体験となるのです。どうですか?あなたの世界でもやってみますか? 』
「やってみたいです。」わくわくする胸で私はお答えしました。
イメージはいのちの世界のリアリティそのものだったのです。私たちの世界を創っていたものは、私たちの創造性(イメージ)だったのです。
心を美しくする事の重要性。やわらかな心で生きる時代。
この時マダムがもうひとつ教えてくれた事がありました。
霊界では、今様々な移動が行われており、実はこのような振動数の早いやわらかい意識の霊界が、だんだん私たちの世界そのものになってきていること。
つまり、以前は私たちの地球は今以上に波動が物質よりだったので、思ったりイメージしたりしても、私たちのリアリティでは 実現化までタイムラグがあり、それは必ず形になるにしても、結果が出るまでかなりの時間がかかっていました。
しかし、私が見学した世界に近い周波数が今、私たちの日常の物的世界に降りてきているのだと、マダムはいいました。
そうなると、心で思ったことがすぐ、現実になるのです。
思うことが、結晶化し、現実となるのが、信じられないスピードで始まるのですね。
今、よく見ると私たちはそんな早い振動数で 実は生きています。
思い当たる節はありませんか?
例えば、物的波動が濃いほど「原因」が「結果」になるまでには、タイムラグがあり、時間がかかります。
原因と結果の間に距離があるんですね。ですから、原因と結果の間のタイムラグが数ヶ月或いは数年後と
収穫が具現化するまでに時間がかかる 長い時代は、原因と結果の間が離れすぎているので、自分が原因となるイメージのボールを投げている事には気づけませんね。
でも、私たちの世界は今波動が上がっていて、私が体験したあの霊界のように、思いが固まるとそれは「すぐ」結晶化してきます。
私たちの日常では、そういうことが実は起きているんですよ。
私たちのイメージが、結晶化し現実になるスピードが今、信じられない速度に 実はなっています。
この天国探訪でマダムの言葉と共に、私のガイドも教えてくれました。
「これほど高次元の波動に、あなた方の日常がなっている事に 気づきましたね。だからこそ、心を綺麗に洗って、美しくしておかなければならないのですよ。何故なら心の中の映像が、すぐ形になるのですから、ひそんだ意識に恐れがあると具現化するのは、そちらの方だからです。」
今は投げた思いのボールがすぐ、私たちの現実になる時代です。
つまり、不安を心に映像化すれば それを体験するし、失敗したらどうしようと、失敗を心に映せばやっぱり失敗が現実化する、やっばり!といいたくなることが現実化する。
投げた思いを体験するのです。
つまり、人にイラっとする気を心に映しそれを投げたら、そのイラっとした感情はすぐ誰かを通して あなたの人生に帰ってきます。
人をたたけば、即、自分がたたかれる。これくらいでいいやとあきらめた心を思えば、あなたの才能はもっとあっても、自分があきらめた所までしか現実化できないのです。
私たちには優しさがあります。不安ではなく、優しさの創造性に気がついて。
このように、私たちの意識の使い方の宇宙の法則のお話をさせて頂くと、なんだか怖くなるという方もおられます。
不安を多くつかんでしまっていると、それが悪い現実になるんじゃないかと怖くなってしまい、追い詰められたような気持ちになってしまうのでしょう。
でも、怖がらないで大丈夫なんですよ。怖がって止まるより、優しいコツをつかんであげてください。
怖くなるのは未消化の不安や恐れ、罪悪感があるからかもしれませんね。
そして自分でもそれは嫌だと思ってるけれど、思うように自分で消せないから、こわいのですね。
このような不安や恐れが、まだあってもかまいませんから、ふわりと優しいコツをつかみましょう。
こうなったらどうしようと不安に心が占められていたら、あわててそれを打ち消そうとしないでください。私たちの中には、まだ潜んだ意識にたくさんの不安や恐れがあります。でも、今はそれらにピンスポツトを当ててフォーカスしている状態なだけで、心のカメラのズームをひけば、おそれ以上に愛や優しさや希望が本当はおそれのそばに、たくさんあるのです。
ですから、打ち消すよりただ、そっと焦点をずらして幸せを、心に映すのです。
この場合は、消すのではなく、そっと焦点をずらすイメージですね。
ふんわりと。
それすてきなコツですね。
ああできない、だめだと疑いがまだあなたの心にあったら、どうあっても疑いに心がなってるから、それが成功した図はイメージしにくいもの。
不安があると、イメージはできない。
その時、その不安や恐れを打ち消そうとすると、恐れのエゴに圧倒されて、うまくいきません。
でも、不安や恐れがあったままでも大丈夫、かまわないという ふんわりした気持ちで、ただこの気持ちの他にステキなものも あるはずだなと、ピンスポツトを恐れのとなりの幸せにふっと当てなおすイメージをもちます。
恐れに大丈夫だよ、そこにいてもいいんだよと否定しないであげて、
ふっと意識の焦点をあるはずの優しさに当てるイメージです。
恐れから、成功した自分のイメージが創れない時は、そのものじゃなくて、サイドの幸せにスポットを当てるようにすると、うまくいきます。
例えば、満足そうに幸せそうにすべてが満ち足りたあなたが微笑んでいるイメージや、あなたのまわりの人が、あなたが成功することで役に立ち、みんなが幸せになり、幸せそうに笑っている笑顔をイメージするといいですね。
そうするとうまくいきます。
怒りをだして、あなたの人生に怒りを創造する事もできれば、
優しさを心に映して、優しい現実を創造することもできます。
そして、一人の魂が優しく幸せになると、ふれあう人々も幸せになります。
あなたの幸せと優しさは、この地球の波動をあげるのです。
どうぞ、今日もあなたの幸せにスポットをあてて、たくさんの幸せを創造してくださいね。