膝を抱えるのは一晩だけで
落ち込みと罪悪感は短期集中で味わうのが優しい光のコツなのです。
ショックなこと、がっかりすること、落ち込むことって 人生にはよくあります。
その落ち込みに気持ちにどっぷり浸かってしまうと、なかなか浮上できず、しばらくその気持ちをひきずってしまうことがあります。
落ち込みも、罪悪感も、無価値感も、感じることはやがて誰かを救う美しい思いやりへと進化成長できるから、感じる事は大切ですね。
でも、何日も何日もひきずって、時には何年も、その気持ちをひき続け苦しむ事がありますね
でもずーっとひきずり続けると、つらいですものね。
人生は魂にとって学びの旅。
どんな経験にも必ず成長の種は入っています。
おちこみ期間とは、あなたの魂がその経験からの気づきを 探している時間。
あなたは、今見つけようとしていらっしゃるんですね。
でも、気づきは長ければ生まれる訳ではありません。
時間じゃなくて、『感じぬくこと』が大切なだけなのです。
ひとときだけでも、しっかり感じさえすればいいのです。
だから、落ち込みはしっかり向き合い感じぬいたら、すぐ手放せるように、例えば一晩だけとあなたの為に優しく決めてあげましょう。膝を抱えるのは、一晩だけ。
枕を涙でぬらすのも、一晩だけ。
朝がきたら、例えまだ落ち込んでいたとしても、引きずらない決意をするのです。
波乱があったら、一晩だけは集中して泣いて泣いて、苦さをとことん味わってゆきましょう。
腹がたって悔しいなら、一晩だけ足をバタバタさせながら、泣きましょう。
苦さ、つらさ、慟哭、そのヒリヒリ、イライラ、味わい尽くしましょう。
でも、一晩だけと自分と約束します。
朝、涙がまだ溢れていても、その涙にのまれ、仕方がないじゃないとひきずることは優しくやめて・・。
それはその瞬間、自分が引きずられることを、つまり悲しみを長引かせることを選んでいるということだから。
私達は、波動を選ぶことができます。
朝がきたら、その悲しみにのまれずに、あなたの悲しみに朝の光をとどけましょう。
感じて感じて、昨日とことん沈んだのだから、あとは力をぬきさえすれば、自然に浮上できますよと、あなたを勇気づけ、助けてあげてください。
悲しみにひきずられるのではなく、悲しみをあなたの方にひきあげてあげて。
あなたが、大切なあなた自身を助けてあげてくださいね。
涙を優しい朝露に、変える魔法は進化すること。
あなたは、その体験から何を学びましたか?
それにふれると、苦しみは優しく溶けてゆきます。
苦しんだ分、幸せがやってきますよ。