求めてすぐ動くこと
エネルギーはつながっているからこそ、導かれてゆきます。
私はよく様々なジャンルのプロフェッショナルな方々とお話する機会がありますが、昔から「よくそんな情報まで知ってますね。」と驚いて頂くことがあります。
特にスピリチュアリティの領域ではすでに隠れている古い大切なものや、あまり表には出ない知識の内容を私が知っているのを見て、どうやってその資料集めたんですか?と聞かれる事があります。
海外のツアーなどのお仕事をさせて頂く時には、皆様と訪れる聖地をセレクトするのに、私が指定する場所は隠れた聖地などが多く、「え、なんでこんなレアな場所を知っているんですか?」と現地のガイドさんも驚くようです(笑)現地の人さえ、探すような場所だそうです。だからガイドさんも一緒に楽しんで下さいます。
けれどそれは、私にすごいネットワークがある訳ではありませんし、又、組織を組んでいる訳でもないので、情報収集はいわゆる完全な個人です。だからこそ驚かれる訳ですが、それはどうしてかと言われましたら、
それは、簡単にいうと、真理自体が持っている自然な引力に素直になっている、それだけなのです。
私は昔から体験的に気づいていました。
物事にも、経験にも、そして知識や情報にも波動があるということ。
情報自体が、波動を持っているのです。
そしてその「波動」の波は、次の波に つながっているものです。
ですから、最初は本屋さんなどで普通に簡単に手に入る本を読んでいたとして、
そこにふっと気になる単語や聖者さまやエピソードが出てきたりすると、私のハートのアンテナが反応して興味が出てきます。
あ、知りたいと感じるのは、その情報を知る「糸口(波動)」を その時頂いているのです。
だから、本を読みながら、例えば本の中に出てきて、自分が反応した次のワードを追いかけて情報収集してゆくと、本屋さんでは売っていない情報の入手先に行き当たったり、それに詳しい方と出会ったり、詳しい資料をお人から何故か頂いたり、普通の方は手にとらない難しいけど大事なことが書いてある書に、古本屋さんのかたすみで偶然出会ったりします。
そして、その見つけた情報を読みこんでゆくと、またさらにその情報を読みこんでゆく過程で、さらなる文献の名前が出てきたり、またその情報を味わっている途中でふとひらめいて知りたくなる情報が出てきたりするので、すぐ動いてそのひらめきの指す情報を探してゆきます。
ひとつの情報をハートで読んでいると、波動がでて、その情報が次の情報につながってゆく。
そして、その次の情報をたぐりよせて、ハートで味わっているとその情報の波が次の情報の波を呼んでゆく・・。
そうやってどんどん、情報がつながってゆき、情報が次の情報を呼んでゆくのです。
ゆえに最終的には本屋さんでは手に入らない、その分野の核となるような情報、埋もれてしまった情報がいつのまにか私の元に集まってきます。
情報も波動なのです。
だから、情報の波動を出してあげると、必ずひとつの波が 次の情報を呼んでつながってくるのです。
「波動」を出すとは、どういう意味かというと、情報を読んで斜にかまえて「ふ~んそうなのね」と冷たく見ないで、
「ええ!すごーい!すごい情報だな。深い!素晴らしい!」「わあ、ぜひやってみたい、私もそうありたい、どう自分に活かせるかしら」とときめくのがコツです。
瞑想の仕方やエネルギーを動かすワークものは、読み飛ばすという方は多いようですが、私はワークや祈りはすぐやります(笑)
自分のハートで波動を味わい、感じてみたいから。
やってみると、自分の中でエネルギーの深さや響きを 味わえるから大好きなのです。
実は情報の理解力も波動なんですよ。
情報を知り、学び、心で、魂で味わい、自分の存在の中に振動させる。
そうすると、いのちが喜ぶのがわかります。
自分にマッチしている情報ですと、自然に胸がわくわくしてきます。
そのときめきが、波動をだすということです。
情報を「ふーん」と、ウィンドウショッピングするみたいに読み流すのではなく、内面に広げて、心で味わうのです。
実際に心にいれて味わい始めると、情報が波動を出して生きてきて、次の情報(波)を呼ぶのですね。
大切なのは、胸のセンサーを使うことと、
「求めて すぐ動くこと」
これにつきます。
情報には波動があります。
そして、私達の知りたい欲求「質問」にも波動があって、「答え」にも波動があるのです。
ですから、知りたいことがある時は、受け身ではもったいないのです。
あなたから、求める、引き寄せる引力の波がでなければ・・。
「どうしたらいいんだろう?」
「どうしたらよくなるんだろう?」
「どういう方法があるんだろう?」
こんなふうに日常の悩みや、生活の向上に必要な答えや情報を探している時は、「いつかできるようになったら」「いつかわかればいいな」とふんわりさせてしまうと、そのいつかは ずっといつかのままになってしまいます。
大切なのは、求めて、すぐ動くこと。
質問が明確となって、知りたいことが明確なら、どこにいけばいいかわからなくても、見つかるかどうかわからなくても、まずはすぐ動くのです。
「知ろう」とする 動きを出してゆくのです。
例えば、ネットで検索するのも動きだし、自分の足で本屋さんを巡るのも動きだし、図書館でじっくり情報収集も動きだし、お友達やお知り合いに「こういう情報を今調べているの。何か情報あったら教えてくださいね。」と声をかけておくのも動きです。
とにかく、情報を求めて、手を伸ばしてゆくのです。
そうやって、動きをだして、探して求める波動を出すと、引力が出て来て、「答え」に引き付けられる私達です。
どこにいけば答えがあるかわからず、見つける保証はなくても、探している波をだす、求め、手を伸ばして、一生懸命探すのです。
このエネルギーが出ているか、出てないかで奥の院の扉があくか、ウィンドウショッピングで終わるのかが決まるような気がします。
波動が出てなければ、あなたのすぐ横に求めている「答え」がきていても、それがあなたの答えだと気がつかないものです。
理解も、波動だからです。
自ら求めて、探す波動が出た時に
答えを招く引力がでて、私達は答えにつながってゆきます。
そして、その動き、その行動、その情熱が、理解力として備わってゆき、やがて美しい品性となり、優しさとして、あなたの人生になってゆくのです。
波は、次の波をひきよせます。
あなたは今、どんな波を出していらっしゃいますか?
どんな波動を求められますか?