やさしく包む呼吸
あたたかい思いやりが広がる優しい呼吸
あまり目立ちませんが、それでも確実に、やすらぎを広げる優しい呼吸があります。
人と人が会っていて、お互いが緊張している場合や、潜在的にわかってほしい事を抱いている時は、その伝えたい感情が無意識にでる為に、言葉と言葉がぶつかる事があります。
同時に話して、声がぶつかったり、
話を奪われたりして、呼吸があわず
多くの場合、とてもいやな思いをします。
でも、こんな時はあなたが呼吸を調えて、「自分の呼吸』を取り戻してから、やさしくふわりと一歩ひくような気持ちになって、まずは「受け止める」波動を送ってゆきます。
つまり、にこにこしながら、興味をもって聞いてあげて、相手のお話を「関心と聞く耳」という優しさをもって聞いてあげるのです。
その時、どんなに相手の話が長くても、まずはやわらかい心で受け止めて、相手が息を吐ききるまで待ってあげます。
ひとつの話が終わって、相手が息を吐ききったら、相手の呼吸を大切に受け止めてあげてから、
次にあなたが話したいことを話すのです。
このリズムを大事にしてあげるのです。
相手が息をはききったら(話し終えたら)、次に相手は息を吸うリズムになりますから、今度はあなたが伝えたいことを話して、息を吐く。
これを繰り返して、相手の魂と呼吸をあわせてゆきます。
あわてなくても、最後までちゃんと話を聞いてもらえる、そんな優しいエネルギーフィールドが呼吸によって互いの間に広がると、いのちってほっとするんですね。
心の奥から、気づかない内にやすらぎが溢れてきます。
にこにこと落ち着いて、話を聞いてもらえるというあたたかいエネルギーフィールドは、いのちを優しくしてくれます。
それは目立たないけれど、相手をあたたかいエネルギーで受けとめ、包んであげることなのです。
だから、何故かほっとし、居心地がよく感じ、そこにあった焦りのようなものが穏やかに溶けてゆきます。
言葉はもちろん大切だけど、
子供達にご主人様(奥様)に、友人たちに、愛が伝わるということ、愛を実践するということは、例えば「あなたを愛してるよ。大事に思ってるよ。受けとめているよ。」と、口にするだけではなく、
受けとめられている、自分の気持ちを大事にされてる、リズムを守れると、安心を感じてもらうこと・・。
ほっとさせてくれるフィールドをひらいてゆくことなのですね。
呼吸を大事にしてあげること。
言葉がすぐ出ないなら、ああそうと相手の言葉を待たずに 口をはさんだり、すぐ動いたりしないで、やさしくにこにこしながら、
相手の言葉が自然に溢れてくるのを、優しく待っていてあげること。
何故なら、すっと言葉がでる人。
よく考えてから言葉がでる人。
うまくいえない人。
スピーディーに答えがでる人、ゆっくりゆっくり答えがでる人。
その場でのコミュニケーションは、リズムの違いだけなのです。
どちらか片方のやり方に揃えようとするのは無理が生じ、必ずどちらかに不満がでるでしょう。
リズム(呼吸)が違う人同志がコミュニケーションする時は、こちらのやり方に合わせてねと、引っ張るのではなく、
自分の呼吸を調え、自分の源につながりながら、互いのリズムの違いを認めつつ、呼吸をあわせて、ハーモニーをつくりだしてゆくこと。
そのハーモニーは、自分に気づき、自分の呼吸を取り戻した人から、すべての人に巡りだし
優しさと居心地のよさとして、エネルギーがめぐります。
居心地のよい家の中、
居心地のよいオフィス
居心地のよいお友達。
それは、自分の呼吸を取り戻し、相手の呼吸を大切に、呼吸をあわせるハーモニーがやすらぎとなり、互いの心があたたかく通いあう、エネルギーフィールドをひらくのです。
心からやさしくなれる極意は、光の呼吸から。それは心通いあう あたたかな平和の世界の始まり。自分には自分らしい呼吸があり、相手にも相手らしい呼吸がある。その源からの呼吸を意識すれば、自然に互いのエネルギーは幸せなハーモニーを生み出します。互いがその人らしいままで、呼吸があってゆきます。だから、そこは愛が溢れる 優しい宇宙になるのです。