宇宙時代の癒しの意識
宇宙では「癒し」という慈愛光線は、霊の芯をお清めし、優しく治してゆくものです。
外に現れたやさしい光の姿。癒されるとは、あなたの霊がやさしくあたたかい存在である事を受け入れることです。
私達は「癒し」を心から求めますが、本当にそれが起こると、「癒し」と「創造」はワンセットで、自然に新たなその人自身の運命が現れ、具現化していきます。
癒しは、創造につながってこそ、はじめて「癒し」となるのです。
ある時、お顔見知りの男性と何気無く、こんなお話になりました。
「スピリチュアルって、僕あまり詳しくないんですけど、僕の友人がヒーリングというのを受けたらしいんです。あれ、効くものなんですね。
なんでも、その時みてもらったら、オーラに穴があいてるって、いわれたらしいんです。だから、ヒーラーさんが、エネルギーで、そこに光を入れて穴を埋めてくれたそうです。
僕はエネルギーとか そういうのは、よくわからないけれど
ただその友人はどちらかというと暗くて、考え方がネガティブで後ろ向きだったのに、光で埋めてもらったら、すごく明るくなって、元気になったんですよ。
すごいものなんですね~。」
何気ない会話の中で、彼が投げ掛けて下さった話題に、私は、
「ええ、エネルギーを扱うとそういう変化は確かに起きますね。」と受け止めさせていただきました。
しかし、ここにこそ、「癒し」から「創造」へ自分をひきあげる、宇宙的セラピーへの階段があるので、私は、きらりと一言捧げさせて頂いて、もう一歩だけ ふみこんでみました。
「でもそのお友達 もしかして、現在は状態が ヒーリングする前に戻っているのではありませんか?」
「え、なんでわかるんですか?そうなんですよ。ヒーリングの直後は、まるで人が変わったように、明るく幸せそうだったけど、今は効力が切れたんですかね~。」なんて、首をかしげていました。
ヒーリングというものは、確かに、効果があるのです。例えば、そこに光を入れると、ヒーリングを受けている人は、とても幸福感に満ちて、元気が湧くのを感じるでしょう。
しかし、そこに「気づき」がないと、一時的になってしまうことがあるのです。
それは、頭痛でいえば、原因にアクセスせず、鎮痛剤を飲んで応急処置処置をした状態であるように・・。
だから、ヒーリングを受けたあとの高揚感や力に満ちあふれた感じは、時間とともに薄れて行き、心は時とともに、再びヒーリングを受ける前に戻りがちです。
よく見ると、その人の暮らしや状況も、やっぱりよくなってはいなくて、人生の不安や苦しみも消えていないでしょう。
こういう時は残念ながら
霊の芯まで癒されていないから、治っでも、またぶりかえします。
宇宙では、癒しという慈愛光線は、霊の芯をお清めし、優しく治してゆくものです。
それは、外からではやはりだめなのです。
内側からでないと、治すことはできないでしょう。
例えば、その人をお包みしているオーラーは、実は究極の個人情報です。
オーラーとは、その人の感情や精神、心の姿、霊的成熟度が光となって放出されているものだからです。
心が暗いのは、その人自身の内なる光を隠してしまうような 考え方で自分の光をかくしているからです。
心が純粋でなくなれば、オーラもにごるし、不調だと光が陰ります。
怒れば、オーラも怒っているように赤黒く、ギザギザしたりするし、
考え方が優柔不断で固まってない時は、ぼんやり、空気のぬけたビーチボールみたいに、ぼわーんとだらしなくなってしまいます。
つまり、オーラには
その人の「心の使い方」が現れていて、実はその心の使い方こそが、その人の現実を生み出して行きます。
そして、オーラに穴があいているとすれば、
それは その人の心の持ち方に「自己否定」があり、欠乏がベースとなっている為、心に埋まらない空洞があるからなのです。
いつも、「自分は何か足りない」と思っていて、自分を認めていない為、
どんなに頑張っても、まだ足りない、まだ十分ではないと、満たされない考え方がある事が、
オーラに現れているだけなのです。
だから、その考え方に気づき、
それにあたたかくふれる事をおぼえ、
気づきによって、自分と仲直りし、
自分を救う考え方に、直してあげると、オーラは内側から満たされて行きます。
しかし、「自分は十分ではない。」「心の埋まらない溝を誰かや何かにあるはずと、自分以外のパワーで、自分を満たしてもらいたい」と思ってしまう。
そんな依存があり、それを無意識に求めるので、なんとかこの空洞を埋めようと私達は通常は、買い物をしたり、恋人に依存したりして、外から、その心の空虚さを、ものや人で埋めようとします。
でも、埋まらない。
そこに、「光」を入れてもらうと、確かに一時的にエネルギーは満たされて、力があふれてくる感じを味わうでしょう。
しかし、オーラとは、
その人の心の使い方が現れるのですから、心が直っていないなら、再びヒーリング前と同じ、エネルギーフィールドが形成されるから、また戻るのです。
この状態であると、現実が変わりません。同じエネルギーの使い方をしているからですね。
つまり、苦しみがあるのは、「自分を苦しめる考え方」をしてしまっているからです。
痛みがあるのは、痛みを生むなんらかの考え方があり、
人からせめられている時は、「自分をせめる考え方」を、自分自身が 自分に実は深いところで向けています。
あなたの体験は、あなたの考え方により、創造されているのです。
光をいれてゆくと、一時的にエネルギーレベルはあがりますから、力が満ちあふれます。でも、心の使い方は、以前のままだとしたら、
再び、自分をせめ始めるし、足りないと欠乏感をおぼえるので、あの足りない感覚が再び戻ってくるでしょう。
例えば、それは姿勢の矯正をする時とにています。背中を丸める癖のある人は、その癖になれてしまっているので、いくら、正しい姿勢を教えられても、また、慣れている姿勢に戻りがちですよね。
意識して、自分の姿勢に気づいて直さないと、また戻ります。
この「気づき」というやさしい力が、宇宙では、必要なのです。
ある日、訪れた優しい光の意識体が、教えてくれました。
「癒し」は「創造」につながってこそ、真の癒しとなりえるもので、一時的にらくになっても、よく見ると、気持ちがらくになっただけで、現実が変わっている訳ではないとしたら、その時気づかなければならないのは、
人類は、「自分を愛すること」のあたたかさを、真にまだ迎えていないということです、と。
「自分を愛する」という、「現実創造」のやさしさの基本を、私達がまだ学んでいないという事だと。
霊の芯から、あたたかく、自分を愛するには、この自分さんへの思い違いに気づいてあげなければなりません。
オーラに穴があくなど、オーラの欠損は、外から埋めるのではなく、自分で自分を満たしてあげられる あたたかさに気づいてゆくことで、内側から欠損が満たされてゆきます。
無意識に、自分の足りなさや無力感、何かができないことをせめ、おびえている事に気づき、
できない自分も、「頑張ってるネ」とあたたかく受け止めてあげる。
だめな自分も、うまくできない自分も、まずは受けとめて愛してゆく。
自分へ向けていた、それまでのヒリヒリしたエネルギーに気づき、
あたたかい愛のエネルギーを選択して、気づきによって、あたたかく自分に向かい直してゆくと、
あなたの霊が、あたたかく ほんらいの美しさ、優しさ、幸せに、回復してゆきます。
エネルギーレベルがあがってゆきます。
私達のいのちの奥には、こんな宇宙的な「自然治癒力」があるのですね。
苦しみがあるのは、
内なる波動と、あなたの考え方がずれている時なのです。
つまり、内なるあなたは、昔も今も、あたたかい愛であふれている優しい神様の光なのに、あなたの考え方が、自分を足りないと考え、私はだめ、自己嫌悪と、苦しいエネルギーを出していたら、
内と外の波長があっていませんよと、お知らせがきます。
それが、痛みであり、苦しみです。
「癒し」とは、その人自身の心の使い方を、やさしくガイドしてゆくことです。
霊(心の姿)がやさしくあたたかくなると、
現実もやさしくあたたかくなる。
その人の本質が、やさしさとあたたかさを引き寄せる磁石になれるんです。
明日は、いよいよ、聖なる意識体が教えてくれた、「宇宙的な自分の愛し方」をお伝えしますね。
お楽しみに。