バイブレーションの違い(1)
同じことをしていても、結果はちがう、そのバイブレーションを確認してみましょう
私たちは生きている限り、バイブレーションを出しています。
バイブレーションは、心から生じ、あなたの行為として広がり、
結果としての実りをもたらします。
同じことをしていても、その人から出ているバイブレーションはみんな違います。
同じ人でも、朝の優しさと、1日が終わり疲れきったあとの優しいでは違いますし、
今日の優しさと、明日の優しさは、毎回違うものです。
その時、出ているバイブレーションによって、人生の結果は違ってきます。
私たちの心がどこにあるかによって、出てくるバイブレーションは変わってしまいます。
聖母意識は、ただ優しい行為をしていても、いのちの世界から見ると、世界に響かない優しさがあるのですよと教えてくれました。
優しさは、
その人の内が、源につながっていないと、宇宙のバイブレーションではなくなってしまうから。
完全に肉体だけのバイブレーションで、宇宙エネルギーではなく、ただ体を動かす時の風しか出ない場合もあります。
だから、自分の心を、いつも見つめていてあげる必要があります。
私たちの世界には、
分離した優しさと、
つながっている優しさがあります。
自分だけで終わる優しさと、
世界に向かっていく優しさがあります。
源につながるとは、
愛が生まれる源泉につながるということ。
聖母につながるということ。
大宇宙の潤すように満ちてくる聖なる母性に、心のうちでいつもつながるということ。
つながりながら、バイブレーションを出すということ。
心が内側で、神様の優しさにふれている時、つながった時、
その「接続されていますよ」という天の反応が、「あたたかい」という心の反応なのですね。
ただ、優しくするよりも、
相手も、あなたの心も同時にあたたかくなるように心を尽くすと、そこには、宇宙の根元の優しい光がやわらかく流れ込み、介入してくるでしょう。
聖母のハートと同じバイブレーションが、私たちのハートからは出てくるからです。