バイブレーションの違い(2)
世界に響いていく優しさがあります
例えば
時に私たちは「相手の為に」という一言を捧げることがあります。
「 あなたの為に言っているのよ。」
「 あなたが心配だから、言っているんだよ」と。
だけど、ほとんどそういう発信の優しさは、不毛に終わる事が多く、
むしろ、疲れたり
自分一人が気を揉んでいるだけだったりしてしまいます。
「 相手の為に 」という言葉は、なんて優しい言葉なんだろうと思います。
でも、使い方によっては、出てくるバイブレーションが変わってしまうのです。
「 あなたの為を思っているのだから、私は 間違っていない。」
そんな気持ちの上に立っている時、
自分の心は、あたたかいでしょうか?
そして、その心のあたたかさが、通じて、自分と相手との間に愛が循環しているでしょうか?
今、私の心はあたたかくなっているかな?と、優しく自分に問いかけてあげるといいですね。
おそらく
正しいことをしているはずなのに、あなたの心はかたくなっているかもしれませんね。
そういう時は、相手のハートは開いていません。
そしておそらくは、
自分の方のハートも開いていない時なのです。
ハートチャクラが開いていない時は、優しさはそこで育つことはできません。
正しいことが人を救うとは限らないからです。
そういう時は、相手の為を思って言ってあげる事より、
互いのタイミングを、待って
そっと相手を 優しい聖母の手のひらの上におまかせするような気持ちで、
ふわりとゆるめて、
手を離してあげる、何もしないという優しさもあるのです。
ハートが開いていない時は、待ってあげなければならないのです。
私たちのハートが開く優しいタイミングが巡り、再び出会うその時を待つのです。
そのタイミングが満ちているならば、例えば肉体上は、相手の為に何も行動していなくても、
優しい波動が出るのです。
愛が互いの間を巡るのです。
だから、心があたたかくなるように、語り
心があたたかくなる在り方を選ぶこと。
心があたたかい、それは、
あなたがあなた自身にふれている時・・。
あなたのハイヤーセルフにふれている時なのです。
そのあたたかいバイブレーションが互いの心に響きだす時は、
誰かが、いのちのつながりを通して苦しみを脱いでゆけます。
互いに、私たちが近づきます。
光に向かって動き出します。
そうやって宇宙につながる幸せが実るのは、それはいつも、心があたたかい時に生まれるバイブレーションからです。
それは、私たちが内なる優しい神さまに、心が一致している時なのです。
癒しが起こり、奇跡が起こるのは、その心の位置、そこから新しい光の創造が始まります。