ユーモアの神性

 

 

 

心はやわらかい程  人生は優しくなっていきます

 

 

 

 

笑うことは、神聖なお祓いと同じ。

 

 

 

私たちのオーラを洗ってキラキラに戻してくれます。

 

 

 

笑いを誘うユーモアは、心をやわらかくしてくれますね。

 

 

 

私は、真理を学ぶ過程で、何度もユーモアというやわらかな女神の贈り物に救われてきました。

 

 

 

人生にたじろぐ事が起こっても、それをあたたかく笑い飛ばす事ができれば、物事は深刻にならず、軽やかに解決へと、動き続ける事ができます。

 

 

 

 

 

 

ある時、こんな事がありました。

 

 

 

このエピソードを体験していた当時、私はいくつかの雑誌の連載と、Webのコンテンツの連載を抱えていて、毎月毎月、いわゆる『締め切り』というものに追われていました。

 

 

 

いくつかの連載が同時進行していたので、当然締め切りが、ひとつ終わっても次、それが終わったらまた次、と、輪唱みたいに、締め切りがやってきます。

だから、私はいつも「締切日」というものに追われていました。

 

 

 

その合間に雑誌のご企画ページの執筆も頂いていたので、企画記事の執筆の時は、それぞれのメディアから各担当さんがオフィスにいらして下さり、打ち合わせをするのですが、

いつも気になるのはやはり「締切日」です。

 

状況によっては、他のスケジュールと調整しなければならなかったので、それがいつなのかが、気になります。

 

 

だから、気心の知れた担当さんの時は、ひとしきり打ち合わせが終わった時、

締切日をお伺いする段階で、私はよくユーモアのつもりで、言ってしまったものです。

 

 

 

『 さて、恐怖   の締め切りはいつですか?(笑)』と・・。

 

 

 

しかし、打ち合わせも楽しく進むことが多かったので、笑いながら楽しい雰囲気の中で、お話していたのに、「恐怖」という言葉をつけた為に、

 

その言葉をいうと、笑いは生まれるものの、かすかな緊張が生まれすーっとはならないのです。

 

 

なんだか 申し訳なさそうにされてしまう。

 

 

担当さんだちは、どの方も 少し体に力をいれて、ぎゅっと緊張気味になります。

 

 

 

そのお姿に、私は気づきました。

 

 

 

ああそうだ。

例えユーモアひとつでも

天国の周波数のユーモアというものがあるのですよね。

 

 

 

天国のユーモアとは、

わあ~とさわやかに笑いが湧いて、後には何も残らないから、心が祓い清められたように さっぱりとした気分になって、あとからやる気がむくむく湧きます。

そんなユーモアです。

 

 

 

そうか、言葉の上で、うっかり

「恐怖」の締め切りなんて言ってしまって、細胞を緊張させてしまう気を放ってしまったわ。申し訳なかったな、ここをぬりかえて、関わる人皆にとって、幸せなお仕事にしよう。」

 

 

 

私はそうひらめいて、反省したのです。

 

 

 

漢字ひとつ、言葉ひとつにも波動があるのですから、心にきゅっとなる言葉を選んだ、緊張感のある笑いではなくて、

 

 

 

すーっと澄んだものが  心をくすぐるような 天の香りがするユーモアから生まれる やわらかい笑い。

 

そのやわらかさで、この「締め切り」という きゅっと締め付ける波動を出す世界を、やわらかい気持ちいいエネルギーへと変えてみたい。

 

 

 

そんな魔法が使えたら嬉しいなと感じた私は、天の波動を湧かせるユーモアで、自分と相手様に優しいエネルギーを通して、あたたかい笑いの中でやすらぎを 広げたいと思いました。

 

 

 

それに気づいた私は、そこから波動を変えました。

 

 

そして次の打ち合わせから、締切日のお話になる度に、セレクトする言葉は、

 

 

「恐怖の」ではなくて、

そこに、ユーモアをキラリとひとさじ。

 

 

 

 

「それでは、にっこりさわやかな  お締め切り日はいつですか?(笑)」と。

 

 

にこにこ笑顔で言うようになりました。

 

 

 

すると、どの方もわーっと気持ちのいい笑いが湧いて、「それ、いいですね」と言って笑って下さり、

あの「締め切り」という言葉のもつ、独特のきゅっという   かすかな窮屈さを、互いに感じなくなったのです。

 

 

 

波動は、ぬりかわって楽になっていきます。

 

 

 

だから、次からは気心の知れた担当さんの方ならば、やはりひとさじのユーモアで、かえってきます。

 

 

 

「先生、このお原稿の  にっこりさわやかな  締め切り日は、◯月◯日です」と、さわやかに(笑)

使って下さるようになり、今度は私が笑わせて頂いたものです。

 

 

そうなると、本当に波動が、

恐怖の次元から、にっこりさわやかな次元に波動が上がっていくのでしょう。

 

 

 

 

そんなユーモアで包んで頂いた執筆作業は、何故か重さがぬけて、

すーっすーっと心地よく言葉が流れるように生まれてきて、スムーズに執筆ができ、時間に追われずに余裕で締切日を迎えるようになり、

 

 

本当に締め切りが、恐怖ではなくなっていきました。

 

私は本当に、締切日には余裕で、にっこりさわやかな状態でいられる 現実を生み出すようになっていました。

 

 

 

ひとさじのユーモアで、私は 周りに与える緊張感をほどき、そして自分を追い込むエネルギーを変える事ができたのです。

 

 

 

楽しい天国のユーモアは、私たちの苦しみを包み、苦痛を取り去る力にもなるのですね。

 

 

 

ユーモアは、苦しみをほどき、互いを近づける優しい聖母の羽衣です。

 

 

 

私たちを優しく包んで、舞い上がり、波動をあげてくれるもの。

 

 

 

だから、今日も心が軽くなるような幸せな笑いのユーモアを大切に、笑いあえる心を大切にいたしましょう。

 

 

 

優しいひとさじのユーモアから、私たちの未来 が生まれてきます。