魂の職探し(2)
まずはエネルギーを整えましょう
仕事から呼ばれる人になりましょう。
この場合、「呼ばれる」という意味は、オーディションのように あなたが特別な仕事にふさわしい価値があるから「選ばれる」という意味とは、違います。
「あなたの仕事から選ばれる」とは、、本来のあなたの波動を取り戻していくプロセスなのですね。
つまり、望んでいる夢の仕事や、望んでいる仕事の環境が心の中にあるのに、
それが あなたの現実になっていないとしたら、
私たちの多くは、よくこのように考えがちです。
「 自分がその輝かしい職業にふさわしい資質を今はもっておらず、自分はそれに値しないから、望んでいる仕事が与えられないのですね、
私がまだまだだから、やりたい事が現実になっていないのですね」と。
でもそれは、違うのですよ。
自分はまだまだだと制限するその心が、自らの可能性を閉じてしまうだけなのです。
そもそも、「こんな仕事をしたい」「こんなふうに充実したい」と、あなたが望むのは、
もともとあなたに、そのパワーが「在る」からこそ、あなたの心に「そうなりたい」という夢がキープできて 心に浮かぶのです。
夢が叶った状態の方が、あなたにとって自然だからです。
そちらの方が『本当のあなた』なのです。
(本当の)あなたである事を表現するもの、それが働くという「あなたを動かすエネルギー」なのですね。
あなたが、あなたで在ること、
魂のままに、そのまま存在できること。
それさえできるようになれば、あなたはパズルのピースがパチンとはまるように、あなたの役割、あなたがやるべき仕事、なるべくして生まれたあなたの姿に、ピントがあうように、パチンと一致してゆきます。
そうなると ただ、幸せなまま存在して、キラキラして、
大好きな、やりたい事をただしているだけなのに、
自動的にあなたは、世に美しいもの、幸せなもの、ステキなものを他に与えてゆけるようになります。
あなたは光の電波塔になって、光を溢れさせ始めるから、あなたの役割の場所と一致し始めるのですね。
黙っていても、世と関わり、皆を幸せにしていくように いのちのエネルギーは展開していくようになるのですね。
あなたが、あなた自身を魂のままに表現できるようになると、いのちというのは、たまらない程、幸せになるんですよ。
自分じゃない自分を演じている時、
私たちは苦痛を感じ、つまらなさを感じて、くぐもってゆきます。
喜びが見えなくなるのは、こんな時ですね。
魂の職探しの原理は、
新しい環境を開いて、より幸せになりたいという方や、
未来のパートナーに、自分を見つけてもらいたい時にも、実は同じ原理があてはまります。
大切なのは、まず、
真実の自分であること。
自分の本音に流れているものの ままで、暮らしに存在すること。
これが大事ですね。
その為にできる事は、
日常から暮らしの中にある嘘を 優しくやめてあけることなのです。
例えば、私たちは 誰かを騙そうと嘘をつく事はけっしてしないでしょう。
聖母の光にふれてくる魂は、女性も男性も、「愛と調和」を宿す人が多いからです。
けれど こと、自分に対しては、私たちは多くの嘘をついてしまう事が、本当に多いのです。
例えば、
誰かを喜ばせようとするあまり、ちょっと違うかなとそれまでは、思っていたのに「それ、すてきね。それいいね。」と、いいと 思っていない時にでも、口にしてしまう方もおられるでしょう。
善意なのだけど、思っていない、感じていないのに、誰かを喜ばせようとして 言ってしまう。
けれど そうすると、真実の波動じゃないから、途端にあなたの光は弱まり、波動が狭まり、トーンが落ちます。
あなたの本来の波動じゃなくなるのです。
また本当は、傷ついていたのに、
大丈夫?と誰かにあなたが聞かれるとついつい、
「ううん、全然平気!」と、平気と感じてないのに、言ってしまう。
又、惹かれていないから、誰かに誘われて 内心イヤイヤ約束してるのに、言葉は、
「楽しみにしてるね」そんな言葉が出たりします。
思っていないのに、例え善意であっても、内なるものと現れた言葉が一致していない・・。
残念ながら、波動の嘘になってしまいますね。
内側に響いてる真実と、外側に出るものが、ずれています。
こんなふうに、魂(本音)と心(感情・感覚)と体(行動)とが一致しなくなると、あなたの光は出せなくなるのです。
だから、本来のあなたの波動である 本当に望む「仕事」は、あなたを見つけられず、あなたと一致できないのです。
夢の仕事、夢の未来に「呼ばれる」とは、
嘘をつかないで 自分の底にある真実の波動と一致することで、
本当のあなたの波動を、夢の世界は招いています。
だから、
魂の職探しで、仕事から招かれるあなたになる為には、自分からひとつひとつ、嘘を優しく真実にぬりかえてあげることが、ハートを回復させてくれるのです。
自分を信じてあげる、そんな力強い優しさを学びましょう。