優しさの招待状(1)自分に気づく
自分に意識的になるということ
不安という感情は、どなたにでもあるものですね。
気分がよくない日も、なんだか不調な日もどなたにでもあります。
怒りも、誰かと自分を比べては落ち込んだりすることも、無力感にも、無価値感にも、悲しみにも、日々の中では翻弄されてしまう。
そこに意識の焦点を当てると、ただただふりまわされ、足をとられてしまいますね。
感情に翻弄されているうちは、私たちは幸せの方に動き出せないのです。
そこから意識を離してあげなければ、波動を変えられませんね。
その感情はストレスとなり、私たちの誰にとっても苦しいものですから、その感情への防御は、気をまぎらわせること、気をそらすことというのが、一般的な対処でしょうか。
イライラしていても、ブレーキをふみ抑圧し、落ち込んでも、その落ち込みにアプローチをしないで、通りすぎるのを待って、気持ちを抑圧ししまう。
それでは、その不安な周波数を私たちは越えられないので、ずっとその次元に居続けてしまいます。
それは、自分のしっぽを追いかけて遊ぶワンちゃんのように、何年でも同じ場所でくるくるまわっているだけになってしまいます。
相変わらず不安。
相変わらず、できない。
相変わらず、わからない。
時間が立っても、その不安や苦しみは消えておらず、何度も戻ってきてしまいます。
波動をあげましょう。
あなたの波動をあげる、最初のゲートは、まずあなたがあなたをちゃんと感じてあげることです。
あなたに、芯から向き合ってあげることです。
『自分を愛せない』『自分を信じられない』というお人、苦しみがくりかえし続くという方、そしてご家族やパートナーに不満があり、我慢していらっしゃるという現実の方に、とても顕著なのは、実はここです。
ご自分を感じることを無意識に避けています。
まずは、つらくなること、嫌な気持ちになることをどうぞ避けないで、まずは自分が何を感じているのかを、ちゃんと大切に感じてあげてみませんか。
もちろん、まわりにぶつけることとは違いますね。
怒りをまわりにぶつけるのではなく、あなた自身があなたの怒りに気づいてあげて、その気持ちをわかってあげるのです。まずはそれを味わいます。感じてあげられなければ、自分がわからないからです。
癒しの原点は、自分を知ることから始まります。
抑圧していた感情を、感じてあげることは、エネルギーを動かすことなのです。
根底からあたたかい愛に向かうことです。
だから、うまくいっていない、無力感を味わう。
大事にされていない、無価値感を味わう。
理解されない、孤独感を味わう。
あなたの中で流れているものを、ちゃんと味わい、感じてあげてください。あなたが、あなたの気持ちに気づいてあげてください。
あなたがあなたをちゃんと感じてあげられて、自分を理解するごとに、あなたから放射されてくるエネルギーは変わり始めます。
明日、波動をあげる次のステップをお話します。
もし、よろしければ、明日まで自分を感じてあげてみてくださいね。
あなたが、抑えていたのはどんな気持ちですか?
味わうことをおそれないで。
嫌なきもち、おそれる気持ち、そのままを味わうことを、ゆるしてあげて。
自分を知らず、押さえたままでは、優しい癒しは訪れられません。
最初のステップは苦しいかもしれませんが、あなたの中にくすぶっている気持ちを、ひとつでも、ふたつでも、みっつでも味わいましょう。
自分の不満、自分の感情に気づきましょう。
自分が無意識に脇へ押しやっているものに、優しく誠実に向き合う。
この気づきとこのアクションから、私たちは繰り返す感情カルマのループから、豊かな恩恵があふれるハイヤーセルフの優しい宇宙へと、暮らしの波動が上がり始めます。
これから地球は、世界規模で目にみえて変わってゆきます。
私たちも愛に向かって、変わらなければなりません、
自分を優しい、やすらぎのある、エネルギーが豊かに溢れる次元へと動き始めましょう。
アクエリアスの時代の優しさに共鳴する為の意識の変換、今日は第一ステップです。