あなたの波動を見つけること
五感を幸せで包み始めると、自分が無意識に選択していた波動が見えてきます。だから、波動を選び直すことができるのです。
例えば、現実創造の為に、五感を幸せで包み始めると、たくさんの自分ではない波動を暮らしの中で、気づきはじめます。
いかに、私たちの感性が眠り、テレビや雑誌の価値観に流されていたか、お人に合わせすぎて、自分を見失っていたかに、気づき始めます。
無意識に、自分らしさから焦点をずらし、いかに望まない波動を無意識に選んでいるかに、気づきだします。
例えば、波動をあげるのに、五感を幸せにしようとして、おいしいものを食べにいくとしましょう。
聖母の創造原理では、あなたのハートが主役です。
あなたのハートのチャネルをひらいて、内なるあなたを幸せにするのが目的です。
しかし、そうして感じだしますと、気づくことがあります。
思わずにこにこ「おいしい!」と言葉に出たその言葉が、本当にいのちに響く、あなたを幸せにする「おいしい!」なら、そのおいしさは、あなた自身へと、あなたらしさそのものへと、導いて行くでしょう。
しかし、その「おいしい!」が、本当に自分の芯から生まれてきたものではない場合があるのですね。
例えば「おいしい」と思い込んでいるものには、雑誌で紹介されている有名店だから、◯◯ブランドのケーキだから、老舗の料理屋だからと、
あなたの感性ではなく、「有名」とか「ステイタス」などの、外側についている価値観により生まれる「おいしい(はず)」という気持ちや、
皆がおいしい!といってるから、つられておいしいと言ったり、嗜好に合わなくても、噂にきいて想像が膨らんで期待していて、おいしいと思い込んでいたり していることがあるのです。
以前、こんな場面をテレビでみかけました。
若いきれいなモデルさんたちが三人いて、クイズをしています。そのクイズに答えて勝った一人だけが、最高級のキャビアを食べられるという内容でした。
そして、勝ち抜いた女の子がキャビアを食べれることになり、「やったー!」とはしゃいでいました。
そしてスプーンですくって、いよいよ最高級のキャビアを一口、口に運びます。
その他の女の子たちが、わくわくして「どお?」「どお?」と。
すると、女の子は、味わいながら一言。
「うーん・・さほど?」と答えました(笑)
すると、食べれなかった二人が、
「えー!何言ってるの?キャビアだよー!」「最高級のキャビアだよ!なかなか食べれないものだよ」と、もったいないと叫びました。
番組としては、盛り上げる為に それでよろしかったのでしょうが、
私は逆に深く感じ入り、
うーんとうなってしまいました。
私たちも日常では、この女の子たちのような、意識の使い方はあるかもしれないと感じたのです。
食べてみたら、自分の味覚には「さほどおいしいと感じない」のに、
キャビアは高級というブランド意識をもつ周りの声は、その女の子の感性がおかしいと扱うのです。
こういうことは、私たちの現実にもよく起こっているものです。
本当に味覚が、このキャビアの味最高!と感じているなら本物ですが、
ただ頭が、知識が、それをおいしいものと認識しているけど、ハートと舌は本当はそう感じていないことがあるのですね。
本当に自分にあう、おいしいものは、身震いするくらいにハートが喜ぶものなんです。
五感ヘブンの入り口のひとつ、味覚。
それでは、このような場合、現実創造がどうなっているかの一例を、言葉で現してみましょう。
キャビアを一口スプーンですくって食べて、その味そのものが自分のハートにおいしく感じて、「うわあ、この味好きだなあ」と感じたなら、
その時生まれるバイブレーションは、自分の波動を高め、外側の自分の感覚を、内側のハイヤーな自分に近づいてゆきます。
すると、その内なるあなたを満たしてくれる、本当に心を満たす現実をあなたはひきよせ始め、現実に創造されてきます。
「おいしい!」から胸に響いた心地よさの波動をあなたは選びましたから、やはり胸の真ん中を満たしてくれるものがよってきます。
だから、どこにいっても、大事にされますし、ステキな波動に愛されます。
けれど、一口キャビアを食べて、
「うーん、さほど」と感じて
その味覚は自分を喜ばせず、「うーんそんなにおいしいと感じない、期待して食べたけど、思った程ではなかった。」と感じた自分。
でもキャビアだし、滅多に食べられないものだし、おいしいはず!だから「おいしい」と思い込んで、それを選ぶと、現実創造は、「見た目はゴージャスで幸せ風だけど、あなたは満たされている訳ではない」
そんな現実が、創造され展開してきます。
しかも、見た目幸せそうだから、満たされていない事を誰にも、気づかれなかったりします。
また、自分は「さほどおいしいと感じていない」のに、「だってキャビアだよ。何言ってるの?」という、周りの声に飲まれてしまい、
「そうだよね」と思ってしまい、「おいしい」と思い直した場合、
そこから、生まれる波動は、周りの価値観と思い込みに翻弄される現実が、出てきたりするでしょう。
あなたは、それが好きじゃないのに、「あなたはこれ好きでしょ?」と周りの思い込みで、決めつけられてしまい、もらっても困るものをプレゼントされたり、相手があなたが好きだろうと思い込んでいるけど、あなたは実は、あまり好きじゃない場所に連れていかれたりします。
いつも、現実がチグハグになり、今一つ「違うんだけどなあ」という感覚が拭えない、そんな疲れる気持ちが残る現実が実は創造されてきてしまいます。
これは、何をしてるかというと、「キャビア」でも、「お豆腐」でも、「大根」や「ニンジン」でも、
もうこれ以上分解できない素粒子まで分解すると、もともとは「波動」なのです。
だから、ハートをひらいて、食べてみて、自分が反応する波動を見つけます。キャビア食べて、「うーんさほどおいしいと感じない」これ、今は私の波動じゃないんだな。
じゃあ何がおいしく感じるかな?食べてみたら、、新鮮なサラダがおいしい!と感じた。ことことに煮込まれた大根が身震いするくらいに、おいしい!と感じた。
ハートが喜んだ「おいしい」を、ハートが喜ぶ量だけ、選ぶと、食べおわった後は、
なんともいえず、満たされた幸せな充実感があふれます。
それは、自分のハートに意識がいっていて、たくさんある波動の中から、自分の波動を選んだからです。
今日は美しい景色をみたいなと感じたら、今日は、木々のグリーンをみたいか、きれいなお花をみたいか、あなたの心の琴をならしてくれる景色は何か、ああこの景色好きだなと気づいて、その幸せを味わう。
今日、着たいのは何かしら、何でもいいや、ではなくて、自分の気分にあうこと、自分が気持ちいい服を選びます。
今日はこのカップで、お茶を飲みたいとカップやお茶を選ぶ、今日の一番を選ぶ。
それは、本当は「服」を選んでいるのでも、カップを選んでいるのではなく、
服に形を変えた波動、
カップとして顕れている宇宙波動を
選んでいます。
「なんでもいい」とか「惰性で』とか、人にあわせて埋もれていた自分の波動を大事に選び、素直に
「おいしい!」「きもちいい」「きれい」「うれしい」「最高!」とそのままの胸の振動を、感じることを許してあげると、
あなたのそのままの魂の波動が、表に放射されてくるのです。
だから、波動があがって夢が叶ったり、暮らしの幸福感が向上したり、
悩みがほどけて、らくになり始めるのです。
心から、「大好き」「気持ちにいい」「最高」と感じるものを、見ましょう。聞きましょう。味わいましょう。
「これ大好き」をたくさん選び、味わいましょう。
それは、忘れられていた「あなた」の波動を甦らせることであり、
宇宙にまで響き渡る「自分の愛し方」なのです。