いのちの体験を尊む
あなたの心を大切に扱う生き方は、世界への慈しみを生み出します
いのちの体験を大切にしてあげましょう。
すべての事には意味があります。
あなたが体験するすべてには、いつも大事な意味がこめられています。
だから、心は浅いより深い方がいい。
あたたかい方がいい。
やわらかく、優しい方がいい。
心はいつでも、深さを感じられるよう、どんな感情も味わい尽くす方がいいのです。
今の感情は意味があってあなたのもとに来てくれました。
あなたの心をより深く、優しくする為に、さらなる思いやりを教えにきてくれました。
そう思ったら、今が大切に思えませんか?
だから、今ある感情には逆らわず、抵抗しないで味わい尽くしてみましょう。
涙も、「泣いちゃだめ、泣くものか」と止めたり歯をくいしばったりしないであげて、ただ、泣き尽くしてみましょう。
泣いて、泣いて、泣いて、
泣いて、泣いて、泣く。
悲しいなら、その悲しみを、悔しさを、味わい尽くしてあげましょう。
ただし、自分に酔って泣かないで。
自分をかわいそうに思って泣かないで。
ただ、悲しみを、悔しさを、
その存在のままに、味わい尽くして、解放してあげるのです。
そんなふうに、大切に感じ尽くしたら、涙は自然に止まり、あとにはしみじみと深い感謝と優しさだけが残るでしょう。
悲しみが心に残り続けているとしたら、泣いていい時に泣いていない、泣き尽くしていないのです。
たくさん泣いて、たくさん味わって、たくさん涙を流したら、あなたはまた、優しい人に戻れます。
さらに深い心を知るのです。