ひとりでも大勢でも
依存ではない優しい関係は、自分自身とのあたたかい関係から
私は仕事上、本当にたくさんの方にお会いします。
伝えるのがお仕事の為に、お人にお会いするのが日常です。
人と語り合うのは大好きですから、仕事じゃなくても、時間が許す限り、なるべく友に会いに言って近況を語り合いますし、たくさん笑いあいます。
父方の親戚とも母方の親戚とも、機会を見つけてはお茶したり、お食事にいくような仲良しです。親戚の集いでも、とても深いあたたかい話を皆で楽しんでいます。
人と縁をもつことは、幸せな事だと、いつも大好きな人たちを、胸の中であたためています。
私は、皆と過ごす時間も心から大好きですが、でも実は私は「ひとりの時間」をこよなく愛しています。
ひとりになる時間がとってもワクワクするのです。
私にとって、「ひとり」である事は孤独ではないからなのです。
私にとって、皆とわかちあう幸せはいつもこの「ひとり」の時間に生まれます。
もし、ひとりの時間が閉鎖的でなく、お人と過ごす次なる幸福なわかちあいにつながってゆく発展的な「ひとり時間」なら、その時間からはたくさんのあたたかいエネルギーが発生します。
ひとりの時に、「自分といられる事が心地いい」そう感じられるようなあたたかいひとり時間をすごす事ができるなら、その内なる心地よさからは、優しい人、優しい体験を引き寄せるエネルギーになります。
さみしくて、ひとりでいられないと、誰かに埋めてもらおうとして、ふたりでいる時、大勢でいる時には、幸せな交流ができません。
癒されていないと、依存により恐れと執着が生まれ、こすれてしまいますから。
そういう時は、自分さんとの仲直りが必要ですね。
「ひとり」の時間の充実は、ひとり以上とあたたかい関係を育て、心を通わせるベースです。
そのひとときにあるのは、皆とわかちあう幸せの種です。
あなたの「ひとり時間」にはどんな幸せがありますか?