やわらかくやわらかく
ふんわり軽やかに
はりつめた力をぬく程、状況は好転します
悩んでいる時は、心がはりつめていて かたくなるもの。
だから、頑張ろうとしてあせり、又かたくなります。
「なんとかしなくちゃ」「こうしなくちゃだめ」「こうあるべき」と、
もがけばもがく程、私達の心はかたくなるのです。
そして、そうやって 心がかたくなれば、愛に向かっているはずなのに、私達は天の援助をはねかえしてしまいます。
心は、やわらかい程に
天によりそう波動が出ます。
心をやわらかくするには、自分の本心に対する「抵抗」を優しくやめてあげることです。
そのまま、そのまま、心にわいたものを ただ 受け入れます。
例えば、あなたの心に「あせり」が湧いたら、あせっちゃダメ、あせっちゃダメ!と、感じているあせりを否定せずに、抵抗しないであげるのです。
「ああ、ちょっとだけ自分は今、あせってしまってるのね」と、ただ頷いてあげればいいのです。
自分があせっている事をせめなくていいのですから、「ああ、あせってるんだな」と そういう自分に、ただ気づいてあげるだけです。
それだけで いいんです。
わいてくる想いは、水面に広がる波紋のようなものです。
わいて、広がるけど、邪魔しなければ、すーっと消えてゆきます。
水に広がる 波紋は、さらにバシャバシャ動かさずに、じっとして水の動きにまかせていれば、やがてすーっと消えてゆくものです。
だから、あせりもその他の感情も、抵抗せずに まかせれば、すーっと波紋のように消えてゆくものです。
広がる波紋を止めようと、抵抗しバシャバシャ水面を揺らして暴れてしまうから、波紋は消えないでわき続けてしまうのです。
感情は、受け入れた時は、もう消える行程に入っているのです。
だから、何かに自分が腹がたっているなら、怒りはダメ!怒っちゃだめと抵抗せず、そのまま、そのまま、ふんわりと流れゆく雲を見送るように、
ただ、「ああ私、今怒ってるのね」と、怒りをそのまま、あえて味わってあげて下さいね。
どんどん状況が悪くなっているように、見えてしまう時も、力をふっとぬいてみましょう。
力をぬいてふんわりと
ゆるゆる、ふんわりと。
流れにまかせて、いのちのまにまに 委ねてあげて下さい。
ただ、ただ、
がちがちに入った心身の緊張を、ふわりと力をぬいてあげましょう。
そうしたら、見えてくるのです。
感情は現れたら、消えてゆく波紋。
抵抗しなければ、あなたの人生に嫌な影響を与える事はありません。
今、起こるべき事が起こっているだけ。
ただ、掴んでいた感情を手放せば・・。
湧いてくる思いに抵抗さえしなければ・・。
心は解放され、あなたの中心に湧くエネルギーが流れ出します。
心が落ち込み、沈むだけ沈んだら、力をぬいていれぱ、魂の力は自動的に浮き上がるようにできているのです。
ただ、受け入れて
あなたの内なる流れを信じて、その力にまかせてゆく時、私達のいのちは、自ずと回復してゆきます。
すべての、人、事が、あるべき場所に自然と収まり、状況は調和し、好転してゆくものです。
すべて、沈みきったら、自然に浮くようにできています。
ふんわり、軽く
力をぬいた時、あなたを癒そうと宇宙の力が湧いてきます。
私達は皆、宇宙に通じているからです。