シンクロニシティを迎えるコツ(2)
シンクロニシティを迎えるコツそれは、
【今にいること】
からだはここにあるけど、意識がここにない、そういう時はありませんか?
今、お友達と会っていて、その人があなたに話しかけていても、あなたは、明日の仕事の事を考えていたりして、心がここにないという時。
又は 恋をして、嬉しくて仕方がない時は、会社にいる勤務時間中でもついつい大好きな人の事を考えてしまって心がここにない などのような時、
苦しいことでも嬉しいことでも、
私達は、心がここになく 今にいないと、この瞬間に起こっている魂の経験と、愛のエネルギーを見失います。
今、この瞬間だからこそ あなたに気づきをもたらす為に訪れている 現実の中のギフトを受信することができないのですね。
シンクロニシティも同じです。
新鮮に、宇宙と呼吸を合わせるかのようなフレッシュなシンクロニシティは、私達が「今にいる」その時だけ、スッと心にふれてきます。
私達を導き、本来の流れへと向かわせてくれる宇宙の力、シンクロニシティ。
その宇宙のケアシステムが、あなたの日常でも頻繁に起こり始める時、
それは、自分のエネルギーにふれ、取り戻してゆく体験なので、とてもワクワクして楽しくなってきます。
人生の中でいろんな符号がつながり始めると、そこに「意味」を見いだして 心が高揚しますから、それらは本当に幸せなエキサイティングなときめきを人生にもたらしてくれます。
すごい!すごい!楽しい!と。
エネルギーが満ち溢れてきます。
実はシンクロニシティ自体がもたらす幸福な高揚感は、
長い間、自分のエネルギーを抑圧してきた私達が、本来の自分のエネルギーを巡らせ始め、それにふれる経験なのです。
だから、その高揚感は、あなたがあなた自身の本当のエネルギーにふれている ときめきなのです。
ずっとずっと求めていた感覚、探していた感覚、
何もないと思っていた自分の人生に、やっぱり意味があったんだと確認するのですね。
実は、この高揚感が生まれ始めると、シンクロニシティの分かれ目がやってきます。
その高揚感にふれる事により、たまらない程 幸福になると、今度はシンクロニシティ自体がもたらす その高揚感を得ることのみが、本来の目的とすりかわる事が起きてしまう事があります。
そうなると、今度は瞬間瞬間、あちこちをキョロキョロするようになり、シンクロニシティを探し始めるようになります。
これもシンクロ!あれもシンクロ!きゃーすごいすごい、あーまた!シンクロと、シンクロニシティを貪りだしてしまう波動に移行し始めてしまいます。
すると、最初は意味があって訪れていたはずのシンクロニシティが、少しずつ針がずれて、
しだいにその方自身の「こじつけ」へと、変化してしまうのです。
こじつけですか?シンクロニシティですか?
私達が見つけようとしている愛の世界は、波動の世界です。
だから、波動の違いがすべてですね。
では、今目の前に起きているものは、シンクロニシティなのか こじつけなのか、その境目はどうチェックするのでしょう。
私はシンクロニシティを受信する際は、このバランス感覚を心に持っている事が 最大のコツだと感じています。
このバランス感覚を知っていると、内なる霊性が安定してゆきます。
キャーキャーすごーいと、感動できるのはステキな事ですし、とても楽しいものです。
わくわくするのは、私もよくわかります(笑)
でも、「きゃー!この偶然すごい!」と幸せな驚きに出会ったなら、まずはそれを十分味わってもよろしいのだと思います。
ただその感動を味わい終えたら、自分に向かって、そっとやさしく心得ましょう。
シンクロニシティは、湖におちた 1滴のしずくのようなもの。
瞬間、ふわりと心の湖面に 波紋を広げますが
やがて波紋はあたりの静けさ、おだやかさに優しく包み込まれ、調和してゆきます。
シンクロニシティを受信する際の、主人公は、シンクロニシティではなく、広大無辺なあなたの意識の方です。
そのシンクロニシティに振り回されるものではなくて、
そのシンクロにシティを 大きく包み込むもの、その大きなあなたに軸がおかれているからこそ
シンクロがこじつけにならずに、その宇宙のサインを使いこなせる私達になるのです。
その為に何が必要かというと、「今にいること」これが必要なんです。
シンクロニシティは、どなたにでも起こります。
しかし、探してはだめなんです。
キョロキョロ、探し始めた時から、「欲」になり、軸がずれ始めてしまいます。
その瞬間している事に、あたたかい心をこめる、それが「今にいる」という状態の入り口です。
シンクロニシティ受信のコツは、意外かもしれませんが、シンクロニシティを探さないこと。
不思議な事をいいますよね?
「シンクロニシティという偶然の一致というものがある、その力が私を助け導いてくれる」という事を知った上で、まずは探さないのです。
そして、その瞬間
その時々で自分の肉体がしている事に心をこめてゆくのです。
食事をしているなら、あたたかい心で感謝しながら、おいしいおいしいと心をこめていただく。
反対に、食事を作っているなら、あたたかい心で愛をこめて、お料理していく。
仕事をしているなら、その仕事を心をこめてさせて頂く。
歩いているなら、例えば 地球に感謝しながら 心をこめて、両足から地面に愛を注ぎ込むように歩いてみます。
今、肉体がしている事に、あたたかい意識を注ぎます。
「今、している事に 心をこめて、今にいる。」
実は、シンクロニシティを招く2つめのコツは、これです。
している事に、あたたかい心をこめる時、私達は今にいることになります。
すると・・。
意識しておらず、力をいれていないのに、また、探さないのに、
向こうから、ふっと、看板の文字が目に飛び込んできたり、
周りの声で意味のある会話が勝手に耳に飛び込んできたり、
意味のあるシンボルや文字や経験が、シンクロニシティの方から、あなたの世界に 飛び込んでくるように、心に入ってきます。
「今にいる」
その安定感のある あたたかい霊性を生きていると、
あなたの意識全体、肉体の全体が美しい引力を持ち、天の磁力が通い始めて、
あなたの広大な意識が、シンクロニシティを引き寄せるようになるのです。
だから、こちらから探さなくても、ふっとシンクロニシティの方からあなたに、ふれてくるようになります。
こちらから探すのではなく、
きちんと今にいる事で、グランディングが出来あがってくると、大きなエネルギーをまわせるだけ安定した意識ができあがりますので、
その安定した意識の土壌には、シンクロニシティが起こりやすく、向こうから飛び込んできてくれます。
それを、聖母意識は、「気」が「くっついてくる」という意味の「気づく=向こうから気がくっついてくる」なのだと、教えてくれました。
ただ、ただリラックスしていると、ふと目がいく、目に飛び込んでくる看板やポスターの文字、お店やお人の名前、色、意味のあるシンボルなどを通して、
「あれ?さっきと同じ」
「あれ?同じ名前」「またこの数字の並び」「あれ?この言葉?」「さっきも見たこのシンボル?」などなど、
あなたの中を流れているものと、現実が符合しはじめ、シンクロニシティが姿を現します。
そうして私達は、エネルギーに気づき始めます。
そうやって、軸をあなたの広大無辺な意識におくときに、心に飛び込んできてくれるものこそ、シンクロニシティです。
意味のある偶然なのです。