味わうこと
忙しさに流されていませんか?
気ぜわしさに 流されていませんか?
暮らしの中で、
その慌ただしさに、
私たちは自分を見失いやすいものです。
なんだか、落ち着かないなと。
それは、例えば 体が忙しい場合もあるし、
心か忙しい場合もありますし、
その両方の時もあるでしょう。
でも 皆、
人生でやっぱり、満ち足りて充実した幸福感を味わいたいと望みます。
自らの魂にふれ、満ち足りた気持ちを味わいたいと願っています。
暮らしの中で「味わう」という経験は、
いのちの感度。
美しい真実の自分にふれ、感じている感覚のアンテナ。
そこに線引きはなく、
運命の すべてに影響を与えます。
どうしたら、幸せがさらに人生にあらわれるのでしょうか?
それは、物質界で学んだ多数決の「よい」ではなくて、
自分が快いと感じるものを、見いだすこと。
それは、本当の自分を甦らせてゆく、いのちの力が回復する始まり。
例えばそれは、
暮らしの中で出会うものを、
大切に「味わう」ことからはじまります。
例えば朝に、飲んだ珈琲の湯気や香りは、
味わいましたか?
その湯気、温度、香り、やすらぎを
味わい、楽しみましたか?
また、食べたごはんの味を心で味わいましたか?
実はこんなささやかな一瞬にも、
あなたが、あなたを知る、感知する聖なる一瞬が運ばれています。
朝、いただくほうじ茶の香ばしさを、大切に、
その味わいを、心で味わうこと。
また、できたてのお料理のあたたかさと美味しさの味わいを、
心で味わってみませんか?
例えば、香りに気づき
香りを味わうこと。
手のひらに感じる カップのあたたかみを味わうこと。
味わうという経験が何であれを、あなたの心で 意識してし始めますと、
あなたの存在を「今」に戻して、
暮らしが 宇宙のタイミングと
再接続を可能とするのです。
だからあなたが、
今、暮らしのそばにあるやすらぎの気づき、例えばそれを心で味わうことに心を開くと、
あなたの中をエネルギーは再び あたたかく流れ、ゆきわたるようになってゆきます。
だから、運命にも、体験にも、快い味わいが回復してくるです。
人生にエネルギーが通い、
人生にあたたかい愛が通います、
本来の「自分自身」に再びつながり、
本当の自分を取り戻し始める事になります。
暮らしの香りを味わっているようで、
食事やお茶の おいしさを味わっているようで、
味わいは、人生の味わいを左右します。
味わいという一瞬とは、本当は、
味と香りを通して、
あなたは、あなた自身を発見し 見つけ、ふれる事ができます。
だから、
味わい深い、あなたらしい世界を
現実にひきよせ始めるでしょう。
しみじみと、
心の深いところに響く生き方を、
花開かせるようになるのです。
さあ、今に生きて、
人生を、味わうことから始めてみませんか?