夜が明けるメッセージ
悩み苦しみの最中のあなたに捧げます。
悩んでいる時、人はその苦しみの為に自分のことしか見えなくなります。
世の中で、自分が一番不幸なように感じてしまうものです。
苦しいから必死で答を求め、苦しいから誰かに必死でしがみつきます。
しかし、今、悩みの解消の場所が変わっています。
悩みを頭で解消する時代は終わりました。
今は頭で考えても、考えても、きっと答えはでないでしょう。
アクエリアスの時代に、希望がわく場所は、頭ではなく、ハートの位置だからです。
すなわち、心です。
問題を動かしてみましょう。
時代は今は
波動の時代。エネルギーの時代に入っています。
ですから、苦しいとき程、あなたのハートがよく動き、あたたかくなるようにしてあげるといいのです。
ハートがあたたかくなると、そこに宇宙が通ってきて、波動があがり、「状況改善」「答え」につながってゆきます。
でも、この時、本当にあなたの苦しみを救う、ハートのあたたかさとは、「自分」のことだけ考えていては、みえないものです。
ハートはワンネスの座だからです。
例えば、自分が落ち込んでいる時に、気をあげようとお買い物をして、自分にご褒美を買ったり、おいしいものを食べたり・・。
それもいいですよね。
しかしそれだけでは、確かに一時的には「よかった」と自分が嬉しくなれて、あたたかくなっても、それは三日たち、数日たったら、一瞬わいた「それ」も、すぐに消えてしまいます。
しかし、こういう時は、自分よりも、誰かを笑顔にしてみることが、すてきないのちを癒す力になるんですよ。
誰かの役にたつことを考え、誰かの胸をあたたかくしてあげてください。誰かの胸を溶かしてあげてください。
あなたと同じように苦しい人、あなた以上に苦しい人がいらっしゃることにハートをひらいてみましょう。
その誰かの苦しみをぬぐい、その誰かの役にたてるよう、自分を役立てることを考え、行動してみましょう。
誰かを笑顔にすること。
誰かの不安を、なくしてあげること。
誰かが進みやすいよう、動きやすいようにと、幸せを祈り、あなたを誰かの喜びや、あたたかい気持ちが生まれる源泉とするべく、心を、尽くすのです。
苦しいのは、自分だけではない。
そのことへの偉大な気づきが、あなたのハートをひらき、あなた自身を救いあげてゆきます。
自分にも誰かを助け、救いあげるあたたかい大きな力があると知ることです。
その気づきが、あなたを苦しみから救ってくれるのです。
なぜなら、お人とあなたはつながっていますから・・。
誰かを救うことは、あなたを救うことだからです。
例えば、冗談をいってくすっと笑わせてあげるだけでもいい。
誰かの作業を手伝ってあげて、誰かをほっとさせてあげるだけでもいい。
誰かの素敵さを言葉にして伝えてあげるだけでもいい。
その時に、誰かをおもいやる優しい気持ちがあれば、不思議なエネルギーがあなたに通い、あなたの波動はあがり、苦しみは自然に解消されてゆきます。
苦しいときに、自分の苦しみしか考えられないのは、当たり前です。当然といえるでしょう。
でも、そこから意識をあげて、他の人の中の、大いなる自己を通して、自らの大いなる自己を知ります。
あたたかくて、やわらかい、幸せな心を学びます。
つながったまま、誰かを思いやる気持ちに気づくと、エネルギーが通いはじめて、あなたの波動はあがります。次元上昇がおこり、幸せが自然に目の前に現れてきます。
苦しいときに、自分のことしか見えなくなる、自分のことしかできないと、泣くのは簡単なんです。
でも、実はあなたの苦しみは、その心の次元から出てきたものかもしれません。
その視点で産み出したものが、今の苦しみかもしれません。
顔をあげましょう。
泣きながらでもいい、思いやりを学びましょう。
すると、あなたのハートに気づき、包んでくれる世界があなたの前に現れます。
あなたの為のあたたかさ、幸福感、喜び、輝きが、自ずと運命の中に開いてくるでしょう。
人を救うことは、自分を救うこと。
聖なる母性より愛をこめて。