心であたためる祈り
心があたたかくなる場所は、聖母の母体です
心があたたかくなる内なる場所。
愛が生まれてくる場所。
その内なる場所は、
宇宙の母性原理が、あたたかく息づく場所なのです。
だから、
世界の為に、
誰かの為に祈る時、
私たちの胸に、ゆっくりと聖母の宇宙が輝きながら開いてきて、
そこは、聖母の母体、いのちへの
祝福の泉となって広がります。
すべてのいのちを慈しむ、あたたかい愛が流れる場となります。
自分を許し続け、
受け入れ続け、
とことん 愛し続けると、
私たちの胸はあたたかくなり、満たされて、
いのちのつながりから、すべての生きとし生けるものへと、
優しい影響力がオーラとなって、溢れだしてゆくようになります。
だから、
優しい目で、世界を見つめる祈りが生まれますようにと、私は自分にそう祈ります。
男女の性別を越えて、
誰もの中に確かにあり、
私の中にも確かにある、内なる聖母との一致を見いだすと、
その心のあたたかさには、神性がおびてきて、
慈愛のオーラの流入場となるのです。
そう、すべての人がそうであるように、
私の胸のあたたかい場所も、
母なる宇宙と通じています。
だから、いつも
胸をあたたかくしておいて、内側に聖母波動 (慈しみ)を見いだして、それと一致すれば、私たちのあたたかさは、光の器となるのです。
祈りがあれば、
心は、聖なる光の通路になれます。
だから、
私は例えば、ニュースで食べ物がなくてつらい動物たちを見たり、
居場所かなくてさまよう動物たちのニュースを見たなら、
その動物たちの種の幸せを祈ります。
その種のいのちを心で思い、心を向けて、
私は心でその動物のいのちを、優しくあたためてゆきます。
心の中で、
その動物たちの種のいのち達を、
あたたかくして、幸せにしてあげます。
たくさんの幸福で、あたためて、あたためてゆくのです。
聖母の優しさで、
聖母のあたたかさで、生きとし生けるものを、優しく優しくお包みさせて頂きます。
そうすると、
私のいのちもあたたまり、
その祈りの光で、自分自身も洗われて、清められてゆくようです。
動物たちのいのちへ祈る事は、
愛の流入がありますので、
それによって自分も清められます。
動物たちを祈りによって、お包みしながら、
動物たちのいのちの美しさに、
私たちも清められますね。
人間は万物の霊長。
だから、人間が内なる神性にふれ、愛を溢れさせるなら、
地球はバランスがとれ、
動物たちと、人間と自然に調和がとれながら、
他の生物にとっても、住みよい優しい星となるでしょう。
人間のエッセンスにふれながら生きる
優しい軸の回復は、
地球を守り、
自然を守り、
生きとし生けるすべてのいのちの調和をも、お守りする力となるのです。
だから、優しい目を持ち、
いのちへの祈りが、豊かにわき上がる、あたたかい胸を大切にしていたいと思います。
すべてのいのちが、お幸せでありますように。