楽園からの手紙~プロローグ(6)
聖母のやまとごころ
すべてを包むもの、それがいつくしみという 聖母のやまとごごろです
地球は今、とても大事な時期を迎えています。
かつて、私達はすべてのいのちが、心の深いところでつながっている事を知っていました。
同じ、宇宙の母なる源から生まれてきた兄弟姉妹だという事を知っていました。
地球は生きていて、大地は私達のいのちを育んでくださいます。
私達には、違いがあっても、その生き方の一歩一歩は、ひとつの美しい星の進化に関わっています。
すべての人には、どんな人にも素晴らしい役割があります。
人に役割があるように
又、この地球上のすべての国にも、それぞれ素晴らしい役割があります。
けれど、この3次元の物質密度が濃い地球次元は、「分離意識」がベースである為、
どうしても、ひとつではなく、分離する波動からまずスタートしがちなのですね。
分離が強い3次元の地球では、
地球におけるそれぞれの国に、
積み重ねてきた歴史の中のカルマの側面と、
その国の、聖なる役割の側面とがあります。
それぞれの国に、それぞれの聖なる光があり、聖なる役割があって、もちろん優劣などありませんね。
例えば、ひとつのからだが機能するには、手も足も、目も鼻もあって、胃も肝臓も、心臓もあって・・。
それぞれは役割が違うけれど、からだという全体にとっては、どれもかけがえのない働きですね。
そんなふうに、すべての国魂は、この地球という全体にとって、大切な役割と働きをもっています。
その中で日本は、あたたかい神性の太陽を昇らせる役割です。日本は、「大和」というように、大きな和を完成する役割です。
和合、統合、互いを尊む(やわらぎ)の愛の世界。
もし、私達日本の地に住むスピリットたちが、思いやりと敬意から生まれる、やわらぎの神性を、ひとりひとりの内に取り戻すなら、
日本のお土は、本来の光を放射して、地球のすみずみに 優しいいつくしみをすみずみまで通わせるので、
地球中の国々の神性が、花開くのを助けることになるのです。
それを可能にする 和(やわらぎ)の源泉は、あらゆるいのちへのいたわりと慈しみの力でした。
キラウエアで、天と地をつないだ存在感でたたずみ、
どぉぉーんとくる迫力のマダムペレの愛のエネルギーとつながっていると、
私達の細胞の奥の奥の奥に眠っていた、懐かしい何かが目覚め、立ち上がってくる気がいたしました。
その時、ふっと、わきあがるように、心の内側から、
「聖母のやまとごごろ」
という 言葉があふれてきました。
やまとごごろとは、日本の心。
大調和のこころ。
その源泉は、いつくしみといたわりです。
何かが細胞にわきたち、告げていました。
これは、壮大な目覚めの物語のプロローグだということを。
最初のハワイは、私の細胞の奥の院をひらき、まずは最初の扉をあけてくれました。
この旅はプロローグで、私達が本当の自分に戻る為に、次元を越えてゆく為に、今、何を学ばなければならないのかが、旅の間中、ずっと運ばれ、目の前に起こり続けていました。
私は、それらをメモをとり続けました。
例えばそれは、
・日本で、やまとごころを立ち上げると、地球の進化に役立つこと。
・それを目覚めさせるのは、太古の懐かしい文明から学ぶこと。
・聖母のやまとごころは、大調和を生み出すいつくしみであること。
・現在、日本人として転生しているスピリットは、その細胞の奥の院に「調和を求める心」が灯っていること。
・地球を甦らせ、回復させるのは、ひとりひとりが、日々の当たり前の暮らしの中で、他を思いやる真心を忘れず、調和から生きること。
・その生き方は、私達がそれぞれの心のあたたかい場所、即ち内なる神性に気づき、エネルギーにつながって生きることから、地球に優しさが甦ります。
・各自、その内なる場所を見つけ出し、あたたかく思い、内なるエネルギーを大切にして、自分を大切にできると、
慈しみと敬意があふれ、
他にみえる世界が、大切にしている世界を、ふみにじらず 大切にできる調和がはじまる。
・そして、これはプロローグであるということ。
私は、キラウエアで、またマウナケアで、天と地を結ぶ存在感から祈り続けました。
「聖母のやまとごころ」の世界。
これはもう、5年前の受信ですが、
当時の聖母授業~ミルキーウェイコースを受講なさっていた皆様は、きっと、ああ!と頷かれるのではないでしょうか?
この時のハワイの旅で、宇宙が私にみせて下さった世界と、降りてきたメッセージは、聖母界の愛を学ぶミルキーウェイコースの皆さまの魂の教材となりました。
この時の祈りはこの後、
沖縄の与那国島、長野、奈良・京都等の聖地へと続き、糸がひかれ、その他の聖なる場所を巡り、
巨大な聖母絵巻が繰り広げられてゆきました。
そして、2018年、再びハワイは私を呼んでくれたのです。