祈ったら、次へ

 

 

 

 

よく、

「祈ってばかりいても何も変わらない」

「祈った所で何も変わらない」と

言われる事があります。

 

 

 

 

それに対して、実は私も

「本当にそうですね。」とお答えします。

 

 

 

確かに、

祈るだけでは現実は変わらないんですよ。

 

 

 

ただ、

祈ると、その祈りが入り口となって

美しい霊力が流れてくる光の水門がパッと開くのです。

 

 

 

だから、目には見えなくとも

感じられにくくても、

祈った途端に、その人の心、からだ、世界に、エネルギーが流れてくるようになるので、

 

 

 

心に浮かぶ思いが、

実は変わって参ります。

 

 

 

祈り前、祈り後では、

心にふと浮かぶ思いが、変わってきて、

 

天の思いが心に浮かんでくるようになるのです。

 

 

 

ふと、ひらめく。

 

ふと、気づく。

 

ふと、何かをやめたくなってきた。

 

逆にふと、何かを始めたくなってきた。

 

 

ふと、気づく。

 

ふと、思う。

 

 

 

これらは 例えば、

 

目を閉じて、手のひらの上にやわらかい羽根が

ふわりと 舞い降りてくるように

 

 

 

かすかなフェザータッチで、訪れるので、深く考える事なく 流してしまいやすいものです。

 

 

 

祈りの後、

 

なんとなくこうじゃないのかな?

 

なんとなくこうした方がいいんじゃないのかな?

 

なんとなく、あれ、どうなったかな?

 

なんとなく、あの人本当はさみしかったのかな?

誘ってあげようかな、などなど。

 

 

なんとなく、心に浮かぶものが、

 

変わってくるのですね。

 

 

 

こんなふうに

さりげなく、心に浮かぶものや、

気づきが変わってくるのです。

 

 

これを「みちびき」といい、

 

 

祈りの後、心に浮かんでくるものを大切にしていると、

 

ふと「気づく」事が出てくるでしょう。

 

 

その気づきは一人一人違うでしょうが、

 

 

 

例えば、

会社や仕事が傾いて窮地に立たされている時に、

どうやったら売り上げをあげられるか、どうやったら売れるかばかり考えて、数字とにらめっこばかりしていた心に、

 

祈りの後、

普通に生活をはじめて、しばらくすると、ふと、

「ああ、それより何より商品を買って下さるお客様がいたから、これは成り立っていたんだ」

「この商品を選んで下さる

お客様のおかげで、自分は支えてもらっていたんだ」と、

 

 

数字やどうしたら売れるかではなくて、

自分が頂いていたあたたかいおかげ様に、ふと考えの角度が変わって、気づきが訪れたりします。

はっ!とする気づきが、ふっと降りてきたりします。

 

 

ふと、気づきが心に浮かんできて、

 

 

 

自分のエネルギーが動けなくなって枯渇していた原因に気づいたりするのです。

 

 

その気づきこそは、祈りから流入した霊力による

優しさから、照らし出されている援助なのです。

 

 

例えば、

自分が提供している商品を手にして下さっていたお客様への、

涙があふれるようなあたたかな感謝が心に甦ってくるので、

 

 

そこから、

「ああもっと、感謝で商品を送り出せないか」

「もっと喜んでもらえる商品にできないか」と、心ある改良のアイディアが浮かんだりします。

 

 

 

そしたら、すぐに、調べたり、

感謝を伝えたり、始めたり、変えたりして、

 

 

行動をしていかなければなりません。

 

 

祈るだけでは、何も変わらない、

そう、その通りです。

 

 

でも、祈ったあと

確実に、あなたの中を流れ、

あなたを支えるエネルギーか変わるので、

 

 

心に浮かぶ思いが変わるのです。

 

 

 

それに、気づいてあげて、

祈りの功徳をキャッチして、

 

 

その方向に行動すると、

祈りで流れ込んだエネルギーが、

あなたの世界に現れます。

 

 

 

天の守護は、祈りをつたって、

明確に現れます。

 

 

天と共に、

今あるすべてを越えていきましょう。

 

 

 

あなたは一人ではないんですよ。