自分との調律(2)
いのちのお手入れ
自分を修正していくことの大切さ。いつもみずみずしく澄んだスピリットでいることができますように。
宇宙は、広くて果てがない。
神様の優しさも、どこまでもあたたかく、どこまでも優しく果てがない。
そして、宇宙に向かって成長する、私達の魂の成長も、どこまでも果てがなく、どんな次元をも 優しさで、越えて行けます。
宇宙は、すてきです。この宇宙の果てしない懐の広さと、多次元構造を思うとき、私は子供の頃に読んだファンタジーの一場面が思い浮かびます。
それは、男の子がかわいいおばけと交流する楽しいお話でした。
タイトルなどは、うろおぼえですが、内容の一場面を特によくおぼえていて、
小さな頃のわたしが本当にわくわくしたのは、「おばけのジュース」というものが出てくる所でした(笑)
なんだかユニークなかわいいおばけくんが出て来て、小さい男の子におばけの国のジュースを 分けてくれるのです。
男の子が一口飲むと、まさにこの世のものではない、とてつもないおいしさにびっくりします。
二口目、三口目、男の子は、さらにびっくりし続けます。とんでもなくおいしい!
でも、一口ごとに「違う味だ!」と。
おばけの国のジュースは、一口ごとに違う味になる、でもどれもとびきりおいしい。
すごい!すごい!一口ごとに味が変わるおばけの国のジュース。
楽しい!飲んでみたい。とわくわくしたのを覚えています。
ひとつ、学びを味わっても、さらなる叡知が一歩先にあって、
ひとつ、優しさを知って涙あふれても、その優しさより、さらに深い優しさが、宇宙では待っていてくださるのです。
自分があえいでいる時は、一つのこの学びが終わっても、さらなる学びが まだまだあるなんて!と重い気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、
自然なあるべき形で、正しく宇宙とむきあえば、学びは苦しい息ではなく、途中辛さかあっても それは昇華して、逆にその「苦さ」が味になってゆく。そして、深い感動、深い幸福感、たまらない程の感動を味わいます。
もちろん人間界の学びのジュースは、一口ごとに味が違う時、にがいひとくちも、からいひとくちも ありますものね。
しかし、からさに泣いても、宇宙が通い出すと ああわかる、すごくしみると、たまらない程の優しさを味わいます。間違えたと、にがさに泣いても、それさえも愛の中に包まれていたと知り、たぐいまれな安らぎを見いだします。
それが、聖母の宇宙です。広くて果てがない、優しい宇宙。やわらかくて、幸福な宇宙。
だから、もっと知りたくなる。
もっとわかるようになりたい。
もっと優しくなりたいと、次の学びにときめくのです。
その為に大切なことは、
「気づいたら、自分を変え続けること」これに尽きると思います。
この時、いやだ、変わりたくないと、自分を変えられない頑固さがあれば、それが摩擦となり、本来は感動の連続の学びを、苦しみとヒリヒリで重くしてしまうのです。
どこまでも美しく成長し続けることができる聖母の宇宙。
どこまで開いても、さらなるあたたかい感動の理解がある幸せな宇宙の扉。
いつしか、それがわかったから、私は宇宙の学びに謙虚でありたいと思っています。
だから、学び始めて何年たっても、いつも、宇宙の学びへの好奇心はもっていたいし、自分を変えて行ける素直さと謙虚さを、いつも学びが学ぶ身であることを大切にしたい、そう思っています。
どこまでも、伸びられる、それはいのちにとって、とても幸せな世界ですね。