自分の根本に感謝(6)~光を送る役割

 

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供養とは天国のセラピー、魂を優しい神の光の中に戻してあげること

 

 

 

誰もが天使のような心のままで、幸せに生きていけたらいいですね。

 

 

けれど、ご先祖さまだってかつては肉体を持ってこの星で日常生活をしていたんですものね。

 

 

 

 

私達と同じ、ほとんどはその時代の普通の人だったのです。

 

 

 

 

だから、私達とまったく同じ。

 

目的を持って生まれたけど、肉体に宿るとその魂の記憶は一旦消えてしまうから、自分が何をしに生まれたのか、自分の中にどんな美しいものが宿っているのかを,まったく知らず 考えることもなく、一生を終えてしまった方々もたくさんおられるのです。

 

 

 

私達と同じように、怒りが押さえられない時も、恨むときも嫉妬する時もあるし、神を恨み、後ろ向きに生きてそのまま天に還った人もあるでしょう。

 

 

 

助けてくださいと天に祈り、その助けの手が訪れていても、差しのべられた光の手を払っている人もいたでしょう。

 

 

 

肉体に宿っている間なら、愛のない選択をしたり、光のない後ろ向きな生き方をしていても、それでも時々訪れるきっかけで、気づく場合がありますが、肉体を脱ぎ捨てると、実はそれがとても難しいのです。

 

 

 

それは、その人の心そのものが、その人の住む世界になるからです。

 

 

 

だから、本来の進化いう光の登山ルートを見失う魂さんもあるのですね。

 

 

 

ですから、霊界の先祖が後ろ向きだったり、かなしかったり、さみしかったりする感情が、生きている私達の心に映ってくるんですね。

 

 

 

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例えば、戦国時代に生きていた人があなたの先祖にいらしたとして、戦ったまま亡くなられた方がいらしたとしましょう。その先祖さまがまだ亡くなられた事に気づかずにいるとしますね。

 

 

 

 

そうすると、先祖の心のチャンネルと私達の感情のチャンネルが同じですと、霊界に流れてる「戦うエネルギー」が、あなたを始め 子孫の心の中に流れてくるのです。心のお部屋にBGMが流れるように、戦いの意識が流れてしまいます。

 

 

 

 

だから、戦いたくなる、相手を負かしたくなる、こすれてくる、それが親族や家族の恨みあい、戦いを生んでしまうのです。

 

 

 

 

そんな時は、生きている私達が霊界に向かって、祈り、優しさを送って、慰めてあげるのです。

 

 

 

 

生きている人が、霊界に優しい光を送ると、霊界がやわらいでくるのです。優しくなるんです。

 

 

 

 

だから、霊界は優しさによって慰められ、晴れ渡ります。

 

 

 

その優しさにふれ、光のルートに戻ってゆく先祖が増えると、今度はあなたを助けてくださるんです。

 

 

 

宇宙意識を今度はあなたに運んでくださるようになるのです。

 

 

先祖が優しく癒される程、

 

あなたと、あなたの家族はこの世で生きやすくなります。

 

 

 

先祖を慰め、労り、愛を送ることは、神様にふれている事と同じで、いのちの美しさを、学ぶ道です。

 

 

 

それは、偉大ないのちの慈しみを学んでいる大宇宙への優しい奉仕そのものなのです。

 

供養とは癒しの原点。

 

いのちの苦痛を取り除くもの、それは「優しい祈り」という愛の光を送ること。

 

愛の光でくるむこと。

 

 

そして、幸せを願う優しい心をそなえることです。

 

 

供養を学ぶ、それはあなたのいのちが、愛を学ぶことなのです。