魂の職探しの具体例(5)

 

 

 

行き先を見失わなければ、幸せな仕事があなたを呼んでくれるのです

 

 

 

 

 

 

「  自分が求めている波動がわかったら、その波動を生きるのを、

次の仕事がくるまで待たないで、

今からその波動を生きてね。

その次に生きたい波動を、今からできる事から奏で始めてね。

それが、そうなる職場とつながる元だから。」

 

 

 

 

Aさんはもともと依存タイプの方ではなく、自立タイプの方なので、

 

 

恐れを感じても、けっして依存したりせず

 

自分で コツコツ、コツコツと、考え、自分にできる事を行動なさっておられました。

 

人間の力は、本当に素晴らしいですね。

 

 

Aさんは、恐れがきたら、ひたすら感じぬく事で消してゆき、

 

 

ただ、コツコツと、仲間のセラピストの質の向上をさりげなく助け続け、

 

 

できる範囲で、いらして下さるお客様が癒されるよう、ほっとできるよう、楽になるよう、

 

心を尽くす事にエネルギーを注いでいたのです。

辞める日までの日々を、全力投球でそれをしていました。

 

 

その愛の波動、喜びの波動が、Aさんが行きたい「波動」だったからです。

 

 

 

Aさんは、アップダウンする感情の中でも、自分が行き着きたい港 (波動) に、チャンネルを合わせ続けていたのです。

 

 

 

つまり、

「人を大切にしたい」

「自分を大切にしたい」

「自分の持つ力を思う存分、発揮したい 」

 

という希望です。

その波動を見失わないでいたんですね。

 

 

 

新しい職場じゃないと、それができないのではなく、

 

波動の段階で、まず今から、

できる所から、できる範囲で それをするのです。

 

 

 

そうやってコツコツ、あたたかい心を重ねて、自分の希望を掴み続けて、Aさんがそこを辞める日があと3日後にせまった日の事でした。

 

 

その先は まったくの白紙の状態。

不安で仕方がないけれど、先はまだ何も決まっていない。

Aさんは、この職場を離れたら改めて、導きに耳をすまし、改めて心のこもった職探しをしようと思っていたのです。

 

 

 

そんな時期に・・。

 

Aさんが お店を去る日が あと数日となっていたその時、その事は起きました。

 

 

 

いつもいらっしゃるAさんご指名の常連のお客様がいらしたのです。

 

 

 

いつものように、心を尽くして施術するAさん。

 

 

 

施術が終わって、ほぐされて楽になったその女性は、

「ああ、気持ちよかった。ありがとうございました。

また来週お願いできるかしら?来週の予約を今日いれさせて下さい。」とおっしゃったので、

 

 

 

Aさんは

「ああ、ごめんなさい。実はもうこちらを辞める事になったので、来週はもういないんです。」

 

 

 

すると、その女性がかなりびっくりなさり、残念がり、名残りおしそうにお帰りになったそうです。

 

 

 

すると、同じ日の夕方、

そのお帰りになった女性のお母様が今度は訪ねてこられたそうです。

 

 

 

かなり、高齢のおばあちゃまですが、その方も実はAさんのお客様で、親子でお越しになっていたそうですが、

 

「さっき、先生がここをお辞めになると聞いたので、いてもたってもいられず 来てしまいました。

私たちはどれだけ、あなたに助けられたかわかりません。

本当に本当にありがとうございました。」と、お菓子とお礼の気持ちを書いたお手紙をご丁寧にお持ちくださったのです。

 

 

 

Aさんと私はその後、一緒に食事をする約束をしていたのですが、

 

 

 

縁あって、Aさんのプロセスを横で見させて頂いていた私も、幸せのお裾分けを頂いてしまいました。

 

 

頑張っておられたからこそ、

Aさんは、よほど 嬉しかったのでしょう。

そのお客様がどんな方か、いつもどんなふうに優しくして下さるかを、私にわかちあってくれました。

 

 

 

Aさんは、頂いたお礼のお手紙を持参していて、嬉しかった部分などを読み上げて、私に喜こびをわかちあってくれました。

 

 

 

食事しながら

「よかったわね。頑張っていたものね~。」と、楽しくお話を聞いていた私に、次の瞬間Aさんがサラリと口にした言葉に、私のセンサーがピクッと反応しました。

 

 

 

Aさん「うん、とにかくこの気持ち、嬉しかったよ。

今までは知らなくて、手紙に書いてあったんだけど、

このお母さんのご家族ね、どうやら

 

同業者らしいんだよ。」

 

 

 

そのさりげない言葉に、私の内なるセンサーが敏感にピクリと反応しました。

 

 

 

私「え?同業者??」

 

 

Aさん「そう、同業者みたい。弟さんが同じようなサロンを経営しているんだって。おかしいんだよ。

もしよかったら、新しい職場が決まってないなら、うちに来てくれませんか?

なんて書いてあるんだけど、まさかね(笑)」

 

 

笑うAさんに、

私は「ええ?!それで?それ・・連絡してみたの?」

 

 

Aさんは「ううん」

 

私 「ええ!ど、どうして?」

 

 

Aさん 「いや、社交辞令か何かかと思って・・」

 

 

心の中で、悲鳴をあげる私(笑)

 

なぜなら、私のセンサーはドキドキするくらい反応していて、激しくハートが 点滅するように、それは真実だと明確に告げていたからです。

 

「  そのお店のホームページなどはないの?

それ、行ってみた方がいいと思う。

 

でももちろん、私の感覚よりも、あなたの感覚の方を信じた方がいいから、まずは感じてみては?

例えばホームページかあるなら、ホームページを拝見してみて、そのお店を感じさせて頂いてみたら?

 

 

或いは答えは後でも、まずはせめて お話だけ聞きにいってみては?

 

 

行ってみて、代表者さまやそこで働く人々や、お店の雰囲気を、肌で感じてみてはどう?

 

そこにいってみて、感じてみて、フィーリングが 合わないならノーだけど、

空気がフィットして「ああ、いいなあ」と ワクワクするなら、それがあなたのジャンプの着地点なのよ。」

 

 

 

 

あまりのわかりやすい導きに、私はドキドキしながら、言いました(笑)

 

 

 

今度は、Aさんが「ええっ!」と。

 

 

 

Aさんは、導きは自分が職探しを始めてから、次にくるとばかり思い込んでいたのですね。

 

お手紙には あまりにも自然にさらっと、さりげなく書いていて、本当にさりげなく目の前にきたので、

まさか、本気でこれが導きとは思わなかったのだそうです。(笑)

 

 

 

そう、これ実はよくありますね。

 

 

 

宇宙の答えは、ババーンと、例えばファンファーレなどが鳴って、鳴り物入りでやってくるのではなくて、(私には今回そう見えましたが(笑))

 

 

 

あまりにも、ナチュラルに

あまりにもそっと、

自然に自然に、それはやってくるものですから、かえってまさかと思うのです。

 

 

 

数日後・・。

 

 

 

決まったよ。やっぱりそこに!とAさんから連絡がありました。

 

 

 

まさか!と思いながらも、手紙に書いていたお電話に連絡して、お話を聞きにいってみたのだそうです。

 

 

 

 

行くまではAさんは、不安だったそうです。

お手紙をくださった方のご兄弟が代表だとの事だけど、

お手紙を下さったご当人が代表という訳ではないから、

本当に採用の気持ちがあるのかも、Aさんにしたらまったくみえなかったのですね。

 

 

 

それで、おそるおそる行ってみたら、びっくりです。

 

 

 

なんという、繁盛店でしょうか。

 

 

ものすごい繁盛店だったそうです。

 

 

実はお手紙を下さったおばあちゃんと、その娘である女性は、からだがきつい時には、自分の家族が経営しているサロンに行って やってもらえばいいのでしょうが、

 

 

 

あまりの繁盛店ゆえに、お客様かひっきりなしにやってくるので、ご家族はかえって頼むのが申し訳なくて、

あえて 家族は他店にお願いにいっていて、そこでAさんに会っていたのです。

 

 

 

 

お手紙を下さった方は、お店をやっているご兄弟に、実はずっとAさんの事を話していたそうです。

 

 

 

「とても腕のいい、ステキな先生がいる。ああいう人にうちで働いてもらいたいねぇ」と。

 

 

でも、代表であるご兄弟は、とても美しいご人格で、「いや、うちがどんなにその先生に来てほしくても、そんなにいい先生なら、そのお店にだって必要だろう。

同業者の他店から腕のいい先生をひきぬく事なんてできない。」

と、おっしゃっていたのだそうです。

 

 

 

本当にミラクルが具現化していますね。

 

 

 

渡りに船、一人の人に新たに働く場所が必要となると同時に、働く場所が現れる・・。

 

 

早すぎも、遅すぎもせず

絶妙なタイミングで、次の次元へのお迎えの優しい手が、ちゃんとふわりと着地しやすいように迎えにきてくれます。

 

これが、愛のエネルギーの法則で、

 

魂の職探しには、わかりやすい具体例ですね。

 

 

 

Aさんが決意して、波動をだしたので、間違いなく宇宙が動いて、

退店する3日前に、絶妙なタイミングに 光の使者のようなお客様がきて、必要と必要が結ばれる引力が、現れていました。

 

 

「 もし、次が決まっていないのなら、うちに来て下さい」と、前に進みたいと願う人が進む 魂の着地点から お迎えがきたのです。

 

 

 

 

Aさんが代表である方とお会いすると、何よりそのご人格にほっとしたそうです。

 

 

また、腕をみて頂き、自分ができる事を話して、Aさんを知って頂いたら、やはりぜひ来て下さい、代表の先生も行って下さいました。

 

 

条件も

それまでのAさんの経験と、技術、腕を買って下さり、それまでよりずっとずっとよい条件で、Aさんはしみじみしながら驚いていました。

すべてが潤っていたのです。

 

 

Aさんは、心底ほっとしました。

 

 

 

何より、人を大切にする代表である、オーナーさん。

代表であるその先生も、自らいっぱい働いて、お客様を大切にし、

なおかつAさんたちセラピストには、猛烈な忙しさだからこそ、

たっぷりのお昼休みを与えて下さり、2階にある自分専用の施術室のベッドなどに、疲れたらお昼休みはお昼寝してもいいよ(笑)といってくださるそうです。

 

けれども、代表の先生は休まずに自ら動けないおじいちゃんおばあちゃんを往診に行くような方だそうです。

 

 

 

 

 

私は、それをお聞きして

胸があたたかくなり、感動していました。

 

 

 

 

お人を大事になさる方。

Aさんを大事にして下さる方。

Aさんが思う存分、仕事ができる場所。

 

 

 

 

あきらかに、仕事に呼んで頂いたのです。

 

 

 

Aさんがあきらめず、愛に向かい、自分の望みをキープし続けたから、

 

 

 

信じて、何ももたず、保証さえなく、震えながら未来に飛び込んだAさんを、

 

 

受けとめてくれる優しい場所が応答してくれて、みえない運命の優しい手が用意されていて、

Aさんは、優しく ふわりと次の次元に、着地していました。

 

 

 

宇宙は絶妙で、

Aさんが辞める直前に、愛のお使いを完璧なタイミングでよこしてくれて、

 

 

 

 

ちゃんと、優しいクッションを用意して、呼んでくれる。

 

 

 

こちらですよ、と。

 

 

 

 

素晴らしいでしょう?

これは私たち全員に起きる事なのです。

 

 

 

 

信じて、波動を整え、動き出せば、受けとめてくれる世界が必ずあるのです。

 

 

 

Aさんは今でも、その素晴らしい場所で、キラキラ頑張っておられます。

 

 

 

 

いかがでしたか?

魂の職探しの具体例

あなたにも、こんな魂の職をたぐりよせる力があるんですね。

 

 

望む世界があるなら、不満よりも、あなたの望みに波動を合わせて 動きだしましょうね。