癒しのベース(1)
癒しの最初のベースは、まず無意識に自分を責めてしまうエネルギーをやめてあげること。
自分が望むような自分でなくても、
うまくできなくても、
まずは受け止めてあげること。
自分からわきあがる「感情」を否定しないで、
ふかふかのあたたかい所で、自分の気持ちをそのまま受けとめてあげること。
そうすれば、感情は自分の中を通してあげて、消してあげることができるのです。
自分こそは、
自分だけは、
まず第一に、エネルギーが生まれた原点で、
自分の事を否定しないでいてあげる。
「泣いてはいけない」
「怒ってはいけない」
「こんなに弱くなってはいけない。強くならなくてはいけない。」
まずは、弱い自分を、
最低の自分を、
何ももっていない自分を、
たたくのを優しく意識的にやめてあげること。
嫌な自分がでてきたら、
「ああこういう自分がまだいるんだなあ」
「こんなふうに感じているんだね。」と、瞬間ごとに現れてくる感情を、まずはあたたかく受け入れ続けてあげること。
この感情の扱い方を学ぶことは、実は人生の創造に大切なものですが、
多くの場合、流されてしまいがちです。
一回、二回、くらいは感情に気づいてあげられても、ずっと意識し続けてはいられないで離してしまう方がとても多いようですね。
とても耐えられないような恥の感覚や、強い憤りの激しさを自分の中に見つけると、自分を直視することがつらくなるからなのでしょう。
でも、だからこそ
その自分をあたたかい場所に 救い続けてあげる事が大切なのです。
自分を責めるエネルギーをやめて、
どんな感情も「うん、そう感じたんだね。人間なんだからそう感じる事もあるよね。わかるよ。」と
受け止めてあげる。
この自分への受け止めはとても大切で、
この在り方の変化から、
あなたの人生に流れるエネルギーの種類を変えることができるのです。
そうやって、自分の感情が責められる事なく、そのまま受けとめられると、
しだいに気がかわり、
あなたの中の次元が変わってきて
すっきり晴れわたってくるのです。
心は雨上がりの空気のように、
必ず美しく現れて行きます。
だから、魂の根底にあった「あなたのときめき」や「わくわく」が透けてきて、湧いてくるようになるのです。
ときめきやわくわくは、あなたの魂が本来向かう方向を教えてくれる「方向指示機」ですが、
それが、透けてきて現れてくるのです。
その澄みわたるときめきに従うと、あなたは幸せになってゆきます。
豊かに幸福感が泉のようにわいてきて、
心をうるおし
人生をうるおして、
あなたを根底から変えてゆくでしょう。
ここはとても大切なポイントなんですね。