感覚を優しくひらく(2)~悩みがある時編
悩みがある時は、いったん問題から心を離すこと。
それから意識をたてて、アンテナを伸ばしましょう
悩んでいる時、答えがみえずに、現実が膠着している時。
そんな時、人は悩みに自らつかまっている事が多いもの。
自らその波動を、実は掴んでいる事が多いものです。
大切なことは、
あなたの心がその悩みの波動から、手を離せるように助けてあげること。
例えば、その悩みが解決してしまったとしたら、
心はどんな気持ちを感じると思いますか?
今は解決の兆しさえ見えない場所にいたとしても、
もしも、解決できたなら、
私はどんな気持ちを感じているだろう?と想像してみましょう。
きっとほっとしてるでしょう。
すっきりしているでしょう。
力あふれるように、あたたかい力が満ちてくるかもしれません。
その望む感覚を一旦とらえたら、
あとはふわっとその問題を手放しておきましょう。
問題から逃げる訳ではありません。
ただ、悩みにからまった心の次元には答えはないので、
答えがある次元まで、波動をあげなければ答えはみえないから、
まずは波動を一段あげる事に徹しましょう。
例えば、あなたの暮らしにしている当たり前の日常の中に、意識を向けます。
その瞬間からは、問題に関わる不安に意識を向けるのではなく
今、その瞬間の日常に感じている暮らしの「快適さ」「居心地のよさ」に焦点を合わせましょう。
「そうはいっても今、毎日が居心地悪いから、快適な状況なんて見つけられない」と、言わないであげて下さいね。
快適は、気づくもの。見つけるもの。
又は、快適は自ら改良してつくりだすものですから。
毎日眠ってる枕やお布団だって、ぐっすり眠らせてもらえるから、快適でしょう?
眠れない夜にだって、気づけばお布団は、あなたを受けとめてくれていますものね。
いや、自分のお布団は、快適じゃないと感じるなら、それでは寝床を改善して、自分に合わせて快適にしてあげる事はできますね。
そうやって小さな快適さを、今という瞬間に選び続けます。
創意工夫して、小さな快適を選び続けます。
コーヒーの温度。
歩きやすい靴
肌触りのいいタオル
悩みとまったく関係ない事でいいので、
今、この瞬間、小さな快適を選び 集中してゆきます。
座りたければ座る。
クッションがほしければ、クッションでくつろぐ。
小さな快適さをひとつ選んだら、
また次の快適さを、
それを味わったら、また次の快適を・・。
それをくりかえすと、一歩一歩岩を飛びわたるように、
気づいたら、悩みが解消の為の道ができて、
通れなかった「解消」までの道ができていくのです。
日常に見つける「快適」から「快適」を選んでいると、
それは道になって、
不思議と悩みの解決へ、位置する場所に気づいたら、いる事に気づくでしょう。
快適さで波動があがるからです。
問題のカルマの中に答えはありません。
その苦しみから
居心地の悪い場所を、小さな快適に変えると、
その快適なバイブレーションによって、少しずつ波動が変わり、上がっていきます。
そこから、ひとつずつ波動が変わるのです。
快適を選ぶ度に
あなたが、素直になれていない、
場所が見えてくるから
本当に、登れるんですよ。
快適に波動を合わせると、感覚がたってきて、自然に答えにたどり着く流れに乗れるのです。
あなたの快適さは、宇宙への扉なのです。