やさしくなれるまで
「やさしくなれるまで、休んでいらっしゃい。」
私が毎日を過ごす上で、大切にしていることがあります。
例えば、マザー・テレサは、日々の激務で疲れのために険しい顔になっている若いシスターに気づくと、こう言われたそうです。
「やさしくなれるまで、休んでいらっしゃい。」
優しくある為に心をかけて、そのステキな自分に向かって、素直になれる純粋さ。それはとても大切ですね。
だからこそ、疲れをひきずって、ピリピリしたままで
ただ苦しい自分の気持ちを、そのまま放置するのではなく、自分の中にもある「いのちの光」への思いやりを忘れてはならないのですね。
このマザーさまのお言葉を、ずっと胸の中で大切にあたためています。
自分を大切にして、自分を楽にして、導いてあげて、優しさまで導いてあげましょう。
いのちは、つながっていますから。
自分の中にもある「いのち」に思いやりを持てたら、我慢したり、頑張らなくても、他への思いやりは自然に溢れてくるものですから。
だから、優しくある事に、疲れを感じたなら、
あなたが、あなた自身から離れているサインです。
あなたが、自分の中心である「いのち」からずれて、無理しているサインなのです。
感謝がこないからと、嫌になったり、
こんなに頑張っているのに、認められないと悲しくなるのは、
あなたが、あなたの「本当」から、離れています。
戻りましょう。
戻りましょう。
あなたらしさに。
どうすれば、戻れるかというと、
まずは自然に優しくなれるまで、ゆっくり休んであげて、自分を居心地よくしてあげるんです。
自分が居心地いいと、
あなたはあなたの波動を見つけます。
「気持ちいい」という感覚は、
あなたが、あなたにふれている時のフィーリングだからです。
優しくなれるまで、あなたはあなたでいてあげてくださいね。