ワンネスの祈り
すべてのいのちあるものは、メッセージを運んできます
私はいつも、いのちのつながりにふと気がついて、そっと感謝で応答する事があります。
すべて、
すべて、
離れているものは、ひとつもありません。
エネルギーは、すべてつながっている・・その優しさをこの世界の中で知ってゆきます。
例えば、それまでは静かだった窓の外。通常の日々の中。
静かなよくある1日の ひとコマで、その瞬間 私の目の前にあるのは、個人のご予約だったり、セミナーだったりしていて、
その瞬間、私が聖母のチャネルをひらき始めてエネルギーが流れ始めたり
目の前におられる方を 瞑想に誘導したりして、誰かが内側から宇宙にふれ始めると・・。
そのまさにぴたりとエネルギーが動くタイミングで、窓の外で大量の鳥たちが同時になきはじめる不思議。
また、ある時は屋外で瞑想していて、内側が光にふれ エネルギーが流入すると、
そのタイミングで、セミたちが盛り上がるように一斉に鳴き始めます。
エネルギーの動きに、自然は 反応しています。
また、こんな懐かしい思い出もあります。
北海道の岬の崖の上に、祈りを携えて行った時も、はじめていく激しい自然の中・・。
ある祈りを携えて私たちはそこに行ったのですが、どこで祈りを捧げればいいかわからずに、数名を率いて先頭を歩いていた私は、安全に祈れる場所、天がさししめす場所を探していました。
祈りひとつだけで、見知らぬ場所でゴツゴツした自然の岩の上を通り抜け、ある場所に出た時、鳥が数羽くるくると円を描いて不思議な飛び方をしていました。
その鳥たちの真下の場所は、ちょうど場所が平らで安定していて、その場にいた全員が座って祈っても十分なスペースのある安全そうな場所でした。
私は一目でその鳥たちの下こそが、宇宙がご用意して下さった祈りの場所だと直感し、感動していました。
宇宙はいつも、自然を遣わして示して下さるのです。
自然の中で生きるいのち達の素直さに、私はいつも感動してしまいます。
そんな経験で、私はいつも深い感動にうち震えるのです。
感動するのは、
すべての霊ある存在は、神のメッセンジャーでありうるという事。
あらゆるいのちが、光を示し、運んでくれます。
その示しに気づく度に、いつも思うのです。
類いまれな優しさと峻厳さの中間で、光は訪れています。
自然界のいのちは、なんて宇宙の源に素直なんだろう。
宇宙と共に一致し反応して鳴き始め、宇宙と共に沈黙し
ただ、宇宙と共に飛び、共に姿を消して、ただ 素直であり続けてくれます。
それは、例えば 鳥たちが 神の声を外に聞いて「さあ鳴きなさい。さあ、行きなさい。」と命令されているのではなくて、
ただ、鳥たちや自然のままのいのちたちは、自分のいのちの中に深い宇宙との繋がりがあり、
その響きのままに鳴き、響きのままに休み、行動しているのでしょう。
ワンネスで生きている。
だから、鳥は、飛ぶタイミングを知っていて、去るときを知っています。
いつも、そんな自然の素晴らしさに出会う度に、私は感動するのです。
彼らの中にぶれる事のない宇宙との、ぴたりと一致したワンネスを感じる度に、背筋がぴっと伸びる思いです。
そんな自然界にごまかしはきかないからです。
パスポートは、内なる愛との一致。
完全にリアルな源との一致がないと、起こることは起きないからです。
その響きに素直であると、あらゆるいのちからは宇宙の姿が現れて導きになるのです。
なんて、優しく美しく、満ちている 愛おしい世界でしょうか?
憧れてやまないいのちの世界の優しさです。
けれど、そんな自然のメッセンジャーを遣わされるには、一方通行では起きないから、
こちらの方も、そのいのちの一致に内側で参加していないと何も起こらないのですね。
だから、いつも私は自然の中で祈る時、自分に問いかけています。
自分の中にワンネスはあるかどうか。
宇宙の響きに、素直になれているかどうかを。
私たちも本当は、建前をやめ、本音に愛をもって耳を傾け、本当の自分に素直じゃないと、動物たちには見抜かれます。
ここのところ、聖母のチャネルを開く度に、こんなふうに地球に住むあらゆるいのちとのつながりが 響きわたってくるのです。
地球の中で、
植物も、鉱物も、動物も、自分の位置についてくれている。
あなたはいかがですか?
あなただけの、あなた自身の役割を生きていますか?
あなたの位置にすでについて、生きていますか?
私たちも、本当の自分の位置に戻り
自分の位置につきましょうと。
恐れを越え、建前を越え、
あなたが あなた自身で生きる時期がきています。
心のあたたかい内なる場所から生きる時がきています。
そのあたたかい愛が生まれてくる場所は、すべてとつながっている場所だから。
心あたたかくして、自然に対して謙虚であれば、鳥が、りすが、ちょうちょが、蝉が、メッセージを運んできてくれたりもするのです。
私たちもまた、地球という船の一員だからです。
だから、いつも心あたたかく優しく生きたいですね。
そのひびきは、ワンネスを教えてくれますから。