自分との調律(4)
聖母界の創造を司る 優しい意識体が教えてくれた あたたかい生き方。
宇宙時代の自分の愛し方と、創造のベースとなる真理。
それは、どんな方でも、どのような状況でも、いくつになっても、今ここから始める事ができる、とても優しい幸福な方法でした。
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【聖母界の現実創造の原理】
五感を幸福にする事から始まる現実創造
私達の「からだ」は共鳴の場所で、からだの中で響かせた「波動」が、少し先のあなたの現実へと、創造されてゆきます。
そのからだの輪郭の内側に、波動を入れてあげると、その波動がやがてあなたの現実になって、現れてきます。
どんな波動をいれるかが、大事なのです。
自分の中に波動を響かせる事ができる入り口は、体には5つあります。
それが、五感です。
見ること(視覚) 聴くこと(聴覚) 香りを楽しむこと(嗅覚) 味わうこと(味覚) ふれること(触覚)
まずは、あなたのハートをひらいて、あなたが気持ちいい、嬉しい、おいしい、大好きと、幸福に感じるものを、この五つの入り口から自分に入れてあげると、その心地よさが、自分を愛することとなり、
あなたの現実を創造する力になるのです。
私はこの優しい現実創造を、五感天国(ヘブン)と呼んでいます。
自分の五感を幸せにしてゆくと、現実がみるみるあたたまり、開運してゆきます。
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こんなふうに、現実を創造する優しいエネルギーを自分に注ぎ始めると、
光があなたの中に入ってくることになるので、それまで 無意識にまわしていた、自分のエネルギーが浮き彫りとなって、気づいてゆくようになります。
マッチしていない、あなたと、本当のあなたとの間の無意識の違和感や居心地の悪さが、あぶりだしのように、現実のステージに、浮上してくるんですね。
だから、すぐに苦しむことなく、自分の波動調整ができるのです。
私は、学び体験のエピソードはいろいろあるのですが、軌道修正について、比較的最近体験した気づきをお話しましょう。
2017のお正月に、見た夢からひらめいて、
鳴門行きを決め、その後、聖母界の具現化を扱う意識体の来訪を受け、これから開けてゆくやさしい文明(霊性の文明)の為に、私達が取り戻してゆくといい存在の仕方、これから始まる宇宙時代の、あたたかい現実を創造する方法を、お伝え頂きました。
このような宇宙の聖母意識体が訪れて、「五感を幸福にする事での、現実創造」こんな宇宙時代の 新しい当たり前が、降ろされてくるのも、これから私達が理解するごとに、私達の暮らしを通して、宇宙波動が、地球に広まっていくのも、
これはきっと!地球の私達の暮らしが、新たな流れに、入ったのですねと、そう感じています。
やさしい意識体は、本来の自分の気に戻り、宇宙意識と呼吸を、あわせられるよう、「宇宙時代の自分の愛し方」を 教えてくれました。
波動がベースになる時代。
そのベースとなるものは、「自分を愛すること」という土台です。
自分のエゴを愛する、自由にすることではなくて、
宇宙にまで持って帰れるような、宇宙意識としての自分を愛すること。
すなわち、内なるやさしい神様の光を愛すること、これがこれからの時代は 幸福とスムーズな現実創造の土台になるのです。
物質世界の「分離感」の波動を使って
我をはり、わがままになり、お人を振り回す自己愛ではなくて、
私達は深いところでつながっているからこそ。自らの中心へと向かって、あらゆるものとつながってゆく自分への慈しみです。
この愛は、宇宙までも響いてゆく、大きなフトマニ(うずまき波動)をまわします。
私は、徳島・鳴門海峡に旅立ち、まずはうずのでる時間を、調べて「うずの道」というルートを歩いてみました。
うずの道は、所々ガラス張りになっている床やガラス張りの窓から、海峡にまく波を見ることができる、迫力のある道です。
ものすごく風が強かったのですが、それでもしっかりと巻いてくるとても美しい海の波の渦を何度もみせて頂きました。
宇宙と地球の満ち引きで生まれ、地球に影響している宇宙の影響力が、その渦巻きのお姿で、そのまま地球の上でも、そっと目に見える場所、鳴門海峡のうずまき。
その海と宇宙から現れたスパイラル波動は、大変強力で骨盤から脳天まで 何度もスパイラル波動がかけぬけていくのを、私は頼もしく味わうことができました。
私は、しばらく佇み 目から海のうずまきを見て、
心で感じ、心を動かしてみました。
躍動してゆく、力強さで溢れた海のお姿。パワーがいっぱい溢れているのを、ありがたくハートで味わってみました。
潮の香りも、ハートに一杯吸い込み、呼吸してきました。強力な風でしたので、髪をピンでとめて、その風の強さもエネルギーの一部として、抵抗しないで、全面的に受け入れ 感じてみました。
何度も何度も、海が回転する姿を目でみて、目から宇宙波動を体内にとりいれてゆきました。
そして徳島・鳴門でのその日の予定をすべて終えて、
早めにホテルへと戻りました。
聖なる意識体から、宇宙的な創造原理である「五感を幸福にする現実創造の話」を、受信した直後だったので、私は丁寧にハートチャクラのお手入れをし、ハートをあけて準備していました。そして、五感を優しい天国波動で包むことの実践を、この頃 丁寧にトライし始めていました。
その中で徳島は「かぼす」が有名らしいので、それを五感で味わうことを 私は とても楽しみにしていました。
柑橘類は、オーラの浄化に大変有益なので、体にとりいれてあげたら すごく気持ちよさそうと楽しみにしていたのです。
「五感を天国にする」
ささやかな幸福感でいい、自分の五感をヘブンにして、あたたかく幸福にしてゆくと、私達に備わる本来の魂の力が、働きやすくなって参りますので、その人の本道の運命が現実的に動き出してくるのです。
だから、現実創造と言われるのですね。この生き方を始めたら、私はぐんぐん変わり始めました。
自分を愛するというテーマの実践は、これまでもやってきてはいたのですが、それまでよりさらに深いところで、ハートをひらいて生活をし始めたので、さらなる幸福感度があがり、満たされた感覚が豊かにあふれてくるようになりました。心の中の、エネルギーを動かす起点が変わったので、体の中を流れるエネルギーが、変わりますので、演劇の場転換のように現実は変わりだします。
ひきよせるものが、変わりだすのですね。五感から天国波動が入ってきて、こんなに幸福なまま、現実がどんどん変化し、魂の目的が次のページへと進んでゆく・・。それは魂がわくわくとときめく 幸福な経験でした。
だから、徳島のホテルでも、自分の五感をちゃんと感じてあげて、幸せで満たしてあげる時間を取り入れようと、いろいろ調べてみました。
ホテルにての、アロマのマッサージもありましたが、素敵だけれど、その日はひかれず、ゆっくりしたかったので、温泉をいただく事にしました。
しかも、そこはとても嬉しい事に、かぼすの湯です。
気持ちよさそう!
オーラがきれいになれそう。癒されそうと、嬉しくなった私は、それはもう、わくわくしてお湯をいただきにいきました。
けれど、幸福な気持ちで、お湯に浸かりましたが、心地よいはずが、1分もしない内に、突然お湯の中で
皮膚に、ぴりっ!ぴりっ!とした稲妻みたいな刺激が走りました。
「え」
電気が走ったみたいになるのです。
「これ、電気風呂じゃないわよね?」と廻りに確認してしまいましたが、もちろん、ちがうみたいです(笑)
しかも、お湯の中で電気が走るみたいになっているのは、私だけのようでした。
これ?なにかしら。
ぴりりり!「いたたたた」
どこかに傷があってしみてるのではなく、電気が走るみたいになるのです。
もはや、肉体レベルのものではなかったのかもしれませんが(笑)
しかしこの時、こんな異変と違和感を感じているにも関わらず、魂のおとぼけさんな私は、無意識にいつももの「心の癖」を とっさにこんなふうに動かしていたのです。
「いやいや、まだお湯になじんでいないだけなのかも。せっかく鳴門にまで、こさせて頂いたのだし、名産のかぼすのお湯をいただけるなんて、普段体験できない ありがたくて、最高のお時間じゃないの。もったいない、もうちょっと、もう少しだけ、我慢して入っていれば、馴染んでくるわ。せっかくだしね。でも・・いたたたた。(笑)」
いやいや、でも せっかくだから五感を天国にしてあげなくちゃ。最高のお湯を頂いているのだから、心地よさにハートをひらこう。
「いたた。お湯がピリピリいたい。早く慣れないかしら?」
その時、はっとしました。
自分でも無意識に潜んでいた、私自身の内なる違和感の癖が、浮上していることに気づいたのです。
それは「我慢ぐせ」でした。
我慢していれば、必ずよくなるわ。もう少しだけ頑張ればよくなるわ。と、我慢して波長の違う不快感のある場所に、いつまでも居続けようとする、自分の心癖が、そこで出ていることに、気づいたのです。
その時、私の心に、以前お話させて頂いた、聖母の言葉
「あなたは、波動を選ぶことができます。合わないなら、違うチャンネルを選ぶことができます。」
その一言が、心に浮かびました。
あ、なるほど!と瞬間気づきました。
これこそが、フトマニバイブレーション。うずまきの浄化力。
うずまきが 私を調律してくださっている。
私の内側が、わたし自身と離れている場所を、お見せ下さったのです。
今体験しているのは、「かぼすの湯」のお湯の話。
でも、あらゆるものは細かくこれ以上小さくできないところまで 分解してゆきますと、宇宙波動になります。あらゆる物質も、結局は宇宙の波動なのです。
つまり、かぼすの湯として、私が経験していたものは、宇宙に豊かに満ちあふれる波動のひとつ、という事になりますね。
宇宙のひとつの可能性を、このお姿で体験しています。
でも、この時 無意識に動かした私の意識、
「せっかくなんだから、ありがたいのだから、もう少し我慢したら、状況がよくなるかもしれない。と、波動があわない所に居続ける。」
これは、私が昔からよく使ってしまう心の癖でした。
例えお人に嫌な思いをしてほしくないから、自分が我慢する。
大変でも、誰かに嫌な気持ちになってほしくないから、自分がちょっと無理しても、我慢して引き受けてしまう。
この自己犠牲型の我慢は、日常では、しばらく出て来ていなかったのですが、確かに私の昔からの意識グセです。
居心地がよくなくても、頑張らなければと 、その場所にいつまでも 居続けようとしてしまいます。
こういう時は、ただ、その意識クセに気づいてあげられたら、それでいいのですね。
無意識のままだと変えられませんが、それでも意識したら、そこで初めて、波動を選び直せるのです。
(明日に続きます。)