あらわれれば消えるもの(4)

 

 

 

 

進化の為に勇気を出したワンアクションで、苦しみが終わってゆきます

 

 

 

現実は、内なるエネルギーの「結果」の世界です。

 

 

私達には「心が信じている事」というのをみんなそれぞれ持っていて、内なるエネルギーはその信念のとおりに流れては、外に向かってエネルギーとして放射されてゆきます。

 

 

そして、その波動が、それと同じ波動をひきよせ、あなたの現実を象ってゆくのです。

 

 

 

 

それゆえに、例えば 嫌な言葉をいわれる場所から逃げて、

特定の人を避けたり、

嫌な上司を避けて仕事をやめたり、

嫌な状況が通りすぎるのを待って、

うやむやにしても、

 

 

 

この内側の信念や思い込み、

つまりエネルギーが、変わっていなければ、

 

 

また、人を変え、場所を変え、同じ苦しみか出てきます。

 

 

 

あなたの、人生に同じその状況は起こり続け、攻撃のある世界、蔑みのある世界、摩擦のある世界が、創造され続けます。

その人の意識界にその波動がある限り、

現実は、変わりません。

 

 

 

 

進化成長は、自分への慈しみ、関わる方々への慈しみ、世界への慈しみです。

 

 

 

例えば、ものすごくやさしい人がいらっしゃるとします。

 

 

やさしくて、頼みごとをすれば

なんでも断らないでやってくれる人。

こういう方には、人は何かと頼みやすいものです。

 

 

 

だけど時に、やってもらえるからと、その方に甘えてしまう 依存のエネルギーをひきよせてしまうこともあります。

 

 

この人は断らない。人がよくて、なんでも「いいよ」と言ってくれる。

 

 

 

だから、まわりはいろんな事をその人に言いやすいし、頼みやすいわけです。

 

 

 

それが、自分もやりたい事であり、幸せを感じているなら、それでいいのです。

 

 

でも、自分が引き受ける側なら、よく見てみると その頼まれごとをした時に、けっして小さくはない違和感や不快感が心に生まれていることに気づくことがあります。

 

 

「他は遊びにいってるのに、何で私だけ?」とか「また?」「私も本当は忙しいのにな」等

 

 

実はその頼まれごとを引き受けるために 無理をしていたり、言葉にはしないけど、不満が心にわいてくるのは、そこに「あらわれればきえてゆく何か」と、魂が進化成長してゆく、光のチャンスがあるのですね。

 

 

もし、行動する時にチクンとする何かを感じたり、重さをおぼえるなら、

 

 

ちゃんとできない旨をおだやかにお伝えしたり、

 

 

罪悪感からではなく、義務感からでもなく、幸せから行動を起こせるように、勢いで動かず、自分を調整する必要があるのですね。

 

 

 

やさしさは、

「互いの進化成長」というコンパスがなければ、やさしいようで、本当は真のやさしさにはならないもの。

 

 

互いに、よりあたたかく、よりすてきになれる関わりを「やさしさ」というのですね。

 

 

どちらかが無理をしているのは、不満があるのは、そこに波動調整がいります。

それは自分の感情に気づくことから、始まります。

 

 

 

 

 

 

 

少し苦しいきもちになる時、つらくなる時、かなしくなる時、嫉妬がでる、罪悪感がある、というあふれる気持ちが 実はある時は、

 

 

止まってあげなければなりません。

 

 

大切なあなたの為に、そして関わっている方の為にも、あなたのその内なる感覚に注意をはらい、あたたかく迎えてあげる必要があるのですね。

 

 

 

不満、悲しみ、憤り、罪悪感・・。いわゆるネガティブな感情にも役割があり、意味があるのですね。

 

 

その感情さえ、あたたかく受け止められ、やさしくされる必要があるのです。

 

 

その内部のやすらぎが、進化成長を生み出すからです。