らくになる幸せ~自分を取り戻す瞬間(5)
遊んでいる?いいえ本当は、聖なる「気」の同調。
遊びながら軽やかに、自分のエネルギーをあげられる幸せ
アクエリアス時代の天界の遊びで、心をほどきながら、
最初は陰っていたり、戸惑っていらした方からも、ぐんぐん光が出て来て、波動が上がります。
皆が笑顔になり始めます。
その上がり始めた皆様の波動をみて
私の内なる霊性に、わあとさざめく優しい波が広がりました。
そこにご参加なさっていた皆様が、天使たちが運ぶ波動に反応し、なじみ、波動を上げだしたので、その私達のオーラの反応をみて、光を送っていたエンジェルたちが喜んでいたのです。
じゃんけんで、最後に残る方が現れるまでのわずかな時間に、天地をつらぬいて、こんな光のドラマが起きていました。
『勝たなくてもいいんだ』
そんな無言の空気感は、そこにいた私たちの細胞の緊張を、ふわっとほぐしてくれました。
勝たなくてもいい、なんてらく。
ふわ、と優しい。
勝たなくてもいいというメッセージを肌が受信すると、その人のやわらかい美しい部分が出てきます。
本当のその人が。
勝なければ幸せになれない。
勝たなければ愛されない、評価されない。
だからと緊張していた細胞が、ゆるむと、ずっと奥に眠っていた懐かしいやわらかい、あたたかい自分に、私たちはふれ始めます。
すると、一人の女性が最後に残りました。
その時、
私は美しい光の光景を見たのです。
じゃんけんで、受けとるギフトを、始めに皆様にお見せしていたので、皆さんとっても喜んで下さっていて、
歓声とほしーい!というお声や情熱が迸っていました。
でも、それなのに、プレゼントを受けとる人が決まった途端。
皆様あたたかいのです。あーあというがっかり感や、悔しい!という気は微塵も現れず、皆様澄みきった笑顔、笑顔、笑顔で、割れるようなあたたかい拍手の海が生まれました。
天使のスポットライトが当たった人が手をあげて立ち上がると、
その人に向けて、みんなが、笑顔、笑顔、笑顔。わあ、よかったねー、すてきねー、うれしいねーと祝福に満ちたはじける笑顔で、競争心など微塵もない祝福意識があふれていました。
マイクをもって立つ私の位置からは、その場の全体が見渡せます。
その優しい光景に、
私自身が感動し、おもわずあたたかいものが滲んでいました。
当たった方に向かって、澄んだ笑顔と拍手の波が、わああキラキラと打ち寄せて行く美しい光景。
人の心はどうしてこれ程美しいのでしょうか。
どうして、こんなにあたたかくなれるのでしょうか。
思いもよらず、天使スポットライトを受けた人は喜こび、泣いておられました。
プレゼントを当たった方に運ぶ役のスタッフをしてくれたグレースエンジェルさんがのちに私に教えてくれたのです。
プレゼントをお渡しする時、間近でそのこみあげていた美しい涙をみたら、嬉しいだろうなあと 私もこみあげてきてしまいました、と。
そうどうして涙があふれるかというと、それは、ふれたからなのです。
本当の自分に。
損得など、勝ち負けなど、嫉妬やがっかり感など、微塵もないすーっとした意識で、一人、二人、三人。ギフトがあたった方が現れる度、澄んだ拍手と笑顔がキラキラです。
大勢から、それぞれ一人の方にその優しさは流れて行きました。
与えるものがうけとるものです。
実はこの時、ギフトがあたった方々だけではなく、当たらなかった皆様も、
本当はギフトを受けとっていました。
宇宙の法則ですから、
与えるものが受けとるものなのです。
愛を与え、惜しみ無い拍手で祝福を与えていた方々が、宇宙から幸せを逆に 供給されて満たされていたのです。
勝たなければ愛されない、勝たなければ居場所がない。だから、私たちは頑張らなければならない。そうしないと、自分の分の幸せが誰かにとられてしまうと焦っていたから。
そうやって、自分じゃない自分を演じて自分を守らなくてはならないと、頑張って緊張していた。
でも、もう時代は変わりました。
『勝たなくてもいい』
そう自分に、許してあげた時
はじめて緊張のバリケードがはずれて、やわらかくて 純粋で すてきな『本当の自分』の波動にふれてしまう。
それは、深い感動で、だから思わず涙があふれます。
いのち同士、つながっていますからその響きはみんなに幸せとなって伝わり、広がる、だから皆もこみあげてしまう。
それは、受ける人だけでなく、その日、その時、みんながふれていたのです。
だから、なんで自分が泣いているのかわからずに、こみあげて泣いていた人が続出でした。
じゃんけんで、泣く(笑)
それは、じゃんけんではもはやなく、私たちが古い価値観から、顔をあげて、新しい価値観を自分たちに広げた瞬間でした。
地球の暮らしの
新しい希望と可能性が、ここにあります。