怖れを越えられるとしたら
恐れがない人生を、想像できますか?
ここしばらく、皆様には「幸福を湧かせるトークショー」のエピソードを題材に、メッセージをお届けしていました。
このようなお伝えの時は、いつもは一回の更新で長めに記事をかいて、一記事か二記事の更新でイベント報告は、終わるはずが、とてもこまぎれに、丁寧に書いたので、おそらく「もういいや」という方や「あきたな」という方もおられた事でしょう(笑)
ごめんなさいね。
でも実は、「あえて」そうさせて頂いていました。
今の時期、とっても必要だからです。けれどおそらく、このエピソードから出る周波数は、「一番見たくない」という人も、「抵抗がでる方」も多い地球意識を扱っていました。
お届けしていたのは、エピソードよりも、それを題材にして届けた実は「周波数」です。
今の私達が、不快に思いながら、ストレスを感じながら、
しかし、疑いもせずに握り続けている、自分を制限する枠組。
この枠組は、「思い込み」でできていて、
その「思い込み」とは、魂に内在していたものではなく、
いつか、この地球で経験上 学んできたものです。
真実ではなくても、そう思い込んでいたもの。
実はこれが、「分離意識」「競争意識」「勝ち負け」「上下」と、分けてしまうエネルギーで、
これが、「恥」の意識と、「恐れ」のもとなのです。
私達地球人は今、当たり前のようにこの意識を使っています。
例えば、仲のよいお友達がいて大好きな人々だと感じていても、実は心の中にパワーバランスがあって、
あの人は私よりすごいから、上。
あの人はまだまだだから、私よりは下と、心の中で「立場」を分けている事がありませんか?
「あそこのお家の状況よりは、うちはまだよかった。」とか、
「私がこんなに苦しいのに、あそこのおうちはお気楽でいいわね。あの人の生き方は、どうかと思うわ」と、誰かを見て気に入らない、イライラする気持ちの正体は、本当はその人の姿ではなく、
私達の中の「分離意識」「競争心」を見ていたにすぎないのです。
分けて、心の中で密かに、上下を作ります。
相手より勝っていると感じていれば、優越感。
負けたと感じていれば、劣等感を、私達は、感じます。
長い間、地球では、優越感、劣等感などの両極を癒すためには、優越感には「相手を認め感謝しましょう」とか「謙虚になりましょう」と言われ、
「劣等感」が強い人には、インナーチャイルドワークや、アファーメーションで、もっと「自信をもって」「どんな自分もありのまま受け入れて」などとアドバイスを受けましたね。
確かにその通りですね。
でも、できない。
なかなか難しかったのでは、ないでしょうか。
それは、根本にふれていらっしゃらないからなのです。
優越感も、劣等感も、
優越感から行動を起こしている人と、劣等感から行動を起こしている人と、態度や見た目や選択は、表と裏ばりに違うでしょう。
しかし、同じ制限、同じ心の枠組を持っているのです。
それが、勝ち負け、上下の分離意識で、私達は勝てば力をえて、
負ければ力を失うと、錯覚してきたのですね。
そして、この「勝った」と感じているから生まれる優越感から、私達は心の余裕をえて、美しく優しくふるまう事ができます。
でも、これは、心の制限から生まれている優しさなので、実は不安定なもので、条件付きなのです。
その人が、自分より「下」で居続ける限りは、あなたに優しくしますという優しさです。
しかし例えば、今まで優しくしてきた、なにもできなかった人が、突然目覚めて、ぐんぐん才能をだしてきて、幸せになり始めると、とたんに気持ちがざらざらして、優しくなれなくなる人もいらっしゃります、
おそらく、その関係にいらだちを覚えたり、驚異を覚えるでしょうから、「恐れ」がでるでしょう。
「追い抜かれるのが怖くなる」
この意識は強烈な恐れを生み出します。
これが、私達を地球規模で内側を緊張させてきた、源です。
でも、心のそこから出たものは、優しさや幸せではなく、まだ勝ち負けを越えていません。だから、不安定で、揺れ動くので、プレッシャーやストレスを生み出します。
あなたは、恐れがなくなっている自分を想像できますか?
想像してみた事もなかった方も多いでしょうし、
そもそも、恐れとは、普通にあるもので、なくなるなんて思えないと感じるでしょう。
でも、今日は大切なあなたの心に、こんな質問をなさってみてください。それで内なるストレッチをしてみませんか?
「もし、あなたから、恐れというものがなくなったら、どんな生き方になるでしょうか?」
今日は、こんなご質問でメッセージを結びましょう。
思い込みをはずすことで、私達は恐れを越えられるのです。
気づいていらっしゃいますか?
地球は、そんな優しい周波数までもはや到達し始めているんですよ。
それは優しさのはじまり。自分が気持ちよくて大好きになれる生き方。