優しさの招待状(5)カルマの終焉

pp20_f11 あき

 

 

 

 

大切なのは転んだ時より、立ち上がりの時~そこにこそ、その人の霊性が現れます。

 

 

 

 

人間は学んでいる存在ですから、転ぶことはどなたにでもあります。

 

 

間違えることはあるし、「あの時の私どうかしてた・・」ということもあるでしょう。

 

 

ああ、間違えた、恥ずかしいという打ち消したい体験。

 

 

 

そこに現れたのは、やはり自分の中に抑圧されたブロック(心の癖・カルマ)が関係しています。

 

 

 

抑圧されたものの蓋があくと、それはもう強烈な怒りがあふれて止まらなくなったり、強い嫌悪感がでたり、それはそれは強い「我」が出てきます。

 

 

 

 

それで、関わる方やご家族や親しい方などにあたってしまうこともあります。そういう時、まわりはとても気をつかって、嫌な思いをします。でもそれでも、ご家族やあなたを好きでいてくれるお友達は、あたたかく、そんなあなたをもきっと許してくださるでしょう。

 

 

 

あなたが、とても大切な人だからです。

 

 

 

 

強い怒りや嫌悪感があふれた時は、とても嫌な自分を抑えきれない時がありますが、そのリリースが終わると、カラリと気持ちが直って、清々しくなって、すっきりします。

 

 

 

もう一回、がんばろうと気持ちよくなれます。

 

 

 

しかし、この時の感情的なカルマを終焉に導くか、はたまたまだ残して、再び自分に戻してくりかえしてしまうかは、実はこの立ち直りの時期に、あなたが差し出すものにかかっています。

 

 

 

 

「わぁ~と嫌な気分になった」と、こういう感情カルマは強烈ですから、抑えられずまわりにあたってしまった。「でもなんとか気分が晴れてきた、ああよかった」と、気分が浮上した時に・・。

 

 

 

ああ、よかった~!今回つらかった~。きつかったわ~!と、自分の事のみしか見えていない心が出る時は、実はその方は、気づいたもののまだエネルギーは、カルマの領域にいらっしゃいます。

 

 

だから、またくりかえす恐れがあります。

 

 

カルマの終焉は、あたたかい愛のエネルギーにたどりつくことなんです。

 

愛がみえること。

感謝があること。

 

 

そのあふれるエネルギーが、あなたなんですね。

 

 

つまり、浮上してあなたの気持ちがらくになったとき。

 

 

あなたのそばにいる人々に、あなたがかけてしまった負担が見えているかどうか。

 

 

それが見えて、素直に例えばご家族やご負担をかけてしまった方に、「いやな思いをさせたわね、本当にごめんなさい。支えてくれて、本当にありがとう」と、相手があなたに出してくれていたエネルギーにふりむき、素直に向き合えるかどうか。

 

 

 

むきあうと、エネルギーがあたたかく通いあい、愛が通います。

 

 

 

そのあたたかいエネルギーがカルマ終焉のちからなのです。

 

 

 

 

 

この綺麗なエネルギーが、あなたの中に開通してこそ、そのカルマは終わりを迎え終了するのです。

 

 

 

 

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