愛にいつもふれていること
心の内側で、いつも天の愛にふれていましょう。
こころはいつも、やわらかくしておきたいですね。
気づきが起こるのは、かたい心の時ではなく、やわらかい心の時です。
だから、いつも ひとさじのゆとりを大切にいたしましょう。
心をやわらかくすると、あなたの内奥にある あたたかさが感じられます。
あたたかさは、天との接点ですので、あなたの中で天と、宇宙と、聖母と、ふれている場所なのです。
あなたの中の宇宙と応答するところ
私は、日常の当たり前のリアルの中で、宇宙からの導きや直感に敏感でいたいと思っています。
こだわりすぎとは少し違いますが、シンクロニシティや、気づきを大切にしています。
いわゆる、霊的な「声」が聴こえなくても、十分に 日常の中に起きる出来事や目に映る現実から、聖母の声を読み取ることができます。
普通に暮らしながら、何度も聞く言葉や、たまたま読んでいた本から受けた気づきと同じ言葉に街で出会うとか、カップの色とか、親戚との他愛もない会話とか、日常のすべてから聖母が語りかけているみえない声を十分受信できるのです。
これは、もちろん私が特別だからではなく、いのちであればこそ、本来はみんなに備わっている自然な感性なのです。
でも長く使っていない方が多いので、意識していないだけなんですね。
だからでしょうね。よくこう聞いてくださる方がいらっしゃいます。
「私も気づきに敏感になりたいけど、気づかないんですよ。どうしたら、日常にある天の声やシンクロニシティに気づけるようになりますか?」と。
それは、長い間の感性の積み重ねで、慣れもあるかもしれませんが、先日もこのご質問を頂いて、私なりに何がコツかしら?と丁寧にふりかえってみました。
それで、ひとつ 大きいコツに気づきました。
それは、私は心の中で、いつも、どの瞬間もしていることがあったのです。
それは、心の深い場所に流れているあたたかさに、いつも心でふれていることです。
これは、今では息を吸うように当たり前になっている、私の長年の習慣であり、存在の仕方です。
私はいつも、心の深いところに流れている、天のあたたかさに心の中でふれているんです。
街を歩きながらも、あたたかい場所に心でふれてつながっています。
お買い物をしていても、いつも心はあたたかい場所にふれています。
映画をみながらも、ふれています。
友人と笑い転げている時でも、心のあたたかい場所にふれてつながっています。
長年の経験から、最初は、魂のレッスンで意識し続けて練習しましたが、今はもうくつろいでいても、いつも内奥は、あたたかいところにふれたままになりました。
はずれると、すぐわかります。
この、内なる接続が、「気づき」になるのですね。
つながっているからこそ、歩いていると、いちょうの木が向こうから目に飛び込んできて、いちょうの木の愛に気づいたり、数秒のコマーシャルを見ただけで見に行った方がいい映画がわかります。読むべき本がわかります。
違う方を向いて、忙しくしていても、内なるところがあたたかさにふれているから、必要な情報は雑踏の中でも耳に入ってきてくれます。
心のあたたかいところは、ミラクルです。宇宙とつながっているところだからです。
だから、あたたかいことを思い、いつもあたたかいエネルギーを心の内側で保ち続けることは、宇宙にふれていること、いのちの世界の優しい導きにつながっていることと同じなのです。
だから、大事にすると、日常の中で、天があなたに語りたいことが、心に溶け込んでくるようになり、意味を探さなくても、伝わるものがあり、ふれてきて、気づきます。
だから、テレビのニュースを見ながらも、深い部分は、自分の内側からいのちのあたたかさにふれていましょう。
あたたかさにふれ、つながりながらなら、ニュースにのまれることはなく、不安にゆれることもなく、そこから、今なにに気づく時期か、そこにある愛の意味が、心の中からわかってくるでしょう。
嫌なニュースに暗い気分になるのではなく、ふれていれば、そこから「気づき」がみえてくるのです。
だから、いつもいつでも、心の内側であたたかいエネルギーにつながっていましょう。
道を歩きながら、ごはんをいただきながら、お風呂に入りながら、心の内側はいつも、あたたかさにタッチし、つながっていましょう。
あなたの暮らしの中にある、美しい天のご意志が、あなたの中にも見えてきますよ。
心はいつも、あたたかく、やわらかく、優しい状態にしておきましょう。そうであればこそ、私達は万物の霊長という優しさで、世界に愛を振りまくことができるからです。
すべてのいのちが お幸せでありますように。