愛のぬくもりの神性
ただ 愛のみが魂を救う
「神様なんていない。目に見えない世界なんてないと、言う方には
「(あたたかく思いやりある声で) そうですか 」と受けとめてあげて、
優しく笑顔で 魂を登らせてあげるんですよ。
その方がそう感じる思いを 大切に受けとめてあげて、
その方が幸せな気持ちになるように、いっぱいいっぱい愛してあげたらいいんですよ。
その時 誰かさんが感じる ほっとするぬくもり。
あたたかくなる愛のあたたかさ。
それこそが、神のエネルギーだという事が わかってもわからなくても、その人が心で温かさを感じ、お顔に笑顔が生まれたら、
それだけで、大切なことは伝わっていくのです。」
このメッセージの内容は、チャネルが始まった魂の誕生日から まだ間もない頃に受けとめた聖母の声です。
聖母がいつも言っていたことは、
真理を 誰かにわからせる必要はないのですよ ということ。
反対されて、否定されても、
その人がそう思うその心を 変える必要はない。
その人が 今 感じる事を、そのままで。
否定するなら、その否定をそのままで、大事に大事に してあげたらいい、と。
真理は説得では伝わる事は ありませんから。
「 例え 否定されても 真実の価値は、依然として変わらないまま輝いているものですから。
けれど、どちらが正しくて、どちらが間違っているかと、誰かをせめる心からは、その真理は伝わる事はありません。
ただ、ただ、あたたかく 爽やかでいられたら それでいいのです。
ただ、あなたが信じる真理の世界を、知っているその位置で優しく魂を震わせていられたら、それでいいのです。
あなた自身が、光を見つけたその位置からぶれないこと。
そうすれば、自然に必要な真理は、伝わっていきますよ。」
私は、その天の優しさが胸にしみたのです。
スピリチュアリティを伝えていると必ず突き当たる壁。
自分の信念の枠から外れるものを、真っ向から否定される事がありますし、
特に「神」という言葉には、眉唾物と、嫌悪を示される方も少なくありません。
びっくりなさる方が多いですが、
「優しさ」という言葉にさえ、人類は かなりの抵抗があるようです。
その言葉を使うだけで、決まって 偽善とかえってきます。
優しさが信じられない時代です。
それでも、やっぱり私は、
いのちというものは、どんな方もきっと 本当は優しさが大好きだと思うのです。
誰もが 本当は愛したいし、
愛されたいのです。
あたたかい愛や、優しさは それが押し付けでない限り、誰もが必要としているのです。
みんな、大事にされたいし、
みんな、受けとめてもらいたいのです。
そんな心に寄り添う徳を持てるように、人それぞれのタイミングを優しく待つ身でありたいですね。
だからこそ、違うとかみついてくる方がいたら、違うと感じるその気持ちを、
神様なんていないというなら いないと感じるその人のその気持ちを、
大事に 大事に、してあげたらいい。
その人がそう感じたのなら、
それがその人の魂が、今 一生懸命学んでいる大切な光だからです。
人には、違うといえる自由があり、
ノーと断る自由があります。
誰かに、真理をわからせる必要はない。
本当に、その人に真理をみせるものは、その人の体験だからです。
いのちの優しさに 手をあわせる日々です。
愛は 一番いい時期に通じるもの。
ただ、その人の心に寄り添い、
けれど、自分が真理の軸からぶれない強さを。
その優しさと強さを心をこめて育てれば、
私たちはどこまでも どこまでも 優しくなれるのかもしれません。
愛がつたわるまでは、遥かな道のりでも、
こんな 聖母の優しさに、心から憧れています。