感謝のやわらぎ
「ありがたい』といういのちのセラピー。
まだまだ肌寒い日はありますが、東京では、春を感じられる気持ちのいい日々です。
けれど街をゆく皆様を見ていると、東京では、花粉症のみなさまが大変なシーズンに入ってきたのかなとも思います。
私は花粉症ではないのですが、それでも外を歩いていると、風がふくたび目を洗いたくなってしまうような 違和感をおぼえるので、やはりかなりの花粉やら何やらがきっと飛んでいるんだなと気づきます。
この季節は、私は外を歩きながら
「ありがたい」と思えるいのちの力を、よくよく意識するのです。
春は、いのちが目覚めてきます。
同時に私達の細胞もあたたかさと共にゆるみ始めるから、たまっている毒素を排泄できる浄化のシーズンでもあります。
寒さで縮んでいた、細胞がゆるんで冬の間に私達がためこんだ毒素を排泄してくれます。
春は自然界では菜の花やうどや、ふきのとうなど春の息吹が芽吹きます。春の浄化をうながし、いらないものを分解するのによいものばかりです。
本当に自然界には無駄がありませんね。
春はあたたかくなるので、細胞がゆるんで、奥から毒素を排毒できる からだの浄化の季節です。
からだが変わる季節です。
今はすっかり元気ですが、少し前に私は数日だけ風邪をひいた日がありました。
最初だけ少し微熱がでたのですが、それは数時間だけで、あとはスムーズに治癒したので翌日の出張にもひびかず、最後は少しだけ鼻声の名残が残ったくらいでした。
この時、私が意識したのは、自分のいのちの力に対する感謝でした。
「風邪をひく」というのも、いのちから見ると波動調整で、いわばエネルギーの調律です。からだがすこやかである為に、時々からだにたまっている毒素を排泄してバランスをとってくれる力が働いていてくれているのですね。
確かにだるいし、節々痛くなるし、鼻声になったりして、ちょっぴり嫌なものですが(笑)
たまにこれがあってくれる事により、からだにたまった毒素を出して頂けるのです。
熱だったり、鼻水だったり、咳だったり・・。
これはからだにたまっている毒素を、出せる力がからだにあるということなんです。
いのちの「自然治癒力」はまさに神様の優しい力なのです。
私達、生命の中に流れてゆきわたり、機能しています。
なんてありがたい力でしょうか?
素晴らしいことであり、ありがたいことです。
これによってからだがすこやかに、浄化していただけるのです。
例えば花粉症も排毒のひとつととらえて、ありがたいと感謝でいたわってみませんか?
風邪でも、花粉症でも、大変だしつらいものです。
でも、その症状は大変ですが、あなたの敵ではなく、あなたを助けて下さり力が働いているお姿なのです。
それは、いらないものを出せる浄化のちからがあなたにあるということなのです。
風邪をひくも、ありがたい。
花粉症も、ありがたい。
熱も、目のかゆかゆも、くしゃみも咳も、あなたの生命力が今、一生懸命、毒素をだしてあなたを輝かせようとしてくれている・・。
ありがたいいのちのセラピーですね。
だから街で、連続くしゃみをしている天使さんに出会うと、私はそっとその方の代わりに 【お体に宿されているいのちの力】へ、「ありがとうございます。」と、 優しい感謝の祈りをそっと送って、あたためている私です。
私達のからだの自然治癒力と、自然な解毒能力に感謝します。風邪も、花粉症もありがたい、なんて優しくありがたいいのちのセラピーでしょうか。「私のからだに感謝します。」語りかけ、あなたの肉体に優しくできる一時をあたためましょう。