楽園からの手紙~天の関所(1)
次の時代に向かう関所を通るパスポート
はじめて、ハワイを訪れて、あれから5年の月日が流れました。
この5年、私はあちこちに移動する仕事が増えて、
今までの現実と、これからこの地球に姿を現す、新たな次元の地球とを、行き来するような不思議なリアリティの中を生きていました。
はじめてのハワイ行きの後、現れた関所
初めてのハワイの後、
私は偶然が偶然を呼んで、沖縄の与那国島に、立っていました。
ここには、ムー(レムリア)のものでは?と秘かに語られている海底遺跡があるのです。
ハワイから戻った後、
偶然が重なって、私はかねてから行きたいと思っていた場所に、導かれていきました。
与那国島の海底遺跡に、私はハワイの奥の奥に流れているものと、同じものが流れているのを、感じていたので、私の魂は深く頷いていました。
はじめてのハワイから戻ると、本当にびっくりするくらいの不思議な偶然が次から次へと起こってゆき、
巨大な流れは、私を与那国島へと導いてゆきました。
そして、その偶然は海底遺跡を発見した第一人者様に直々にご案内して頂ける素晴らしい出会いを運んでくれました。
海底遺跡を見るにはダイビングで、泳いでみることもできるけれど、底がガラスになっている船でみる事もできます。
与那国島には、スケジュールの関係で1泊しかできなかったので、船でみる場合、お天気に左右されるから、ついたらすぐ船にのって、海底遺跡をまず先に見に行った方がいいと、旅をコーディネートして下さった友人から、出発前にアドバイスを受けました。
けれど、
旅のコーディネートをしてくれた方に、私はお願いをしていました。
確かにお天気が崩れたら見れないというリスクはあります。
でも、それでも
遺跡の領域に入らせて頂くより先に
「まず祈りから入らせて頂きたいのです。」と。
まず、その地をお守り下さっているみえない世界に、入らせて頂く許可を頂く祈りから入りたいのですと。
何故なら、ハワイで見てきた世界で私が受け止めた意識から、扉を開かなければと、感じたからです。
ワンネスと敬意
聖母意識は、私達に優しさを教えてくれます。
あたたかい意識を、出会う世界を大切にさせて頂く美しい霊性(こころ)を教えてくれました。
宇宙は、この美しい敬意を学ぶ事が次元移行の鍵なのだと、教えてくれました。
特に、私のようなスビリチュアリティの発信者が、気を付けなければならないなといつも感じてしまうのは、自分の祈りに一生懸命になりすぎる為に、知らず知らず大切な聖所に土足で入り込んでいる事に気づかない事がある事です。
自分流の祈りで、それまで連面と続いてきた祈りに、実は土足であがりこんでいる事に気づかずに、そこにある聖なるものを、実はだいなしにしている事も多いものです。
例えば、ピラミッドやアンコールワットなどの遺跡や、ストーンサークルや海底遺跡等、
古くからある遺跡の形がまだ残っている場合、それには意味があり、それ自体が、後世の私達へのメッセージなのです。
そして、形が残る場所には、その聖なるものを守り続けている霊的なご存在がそこには、必ずおられるのです。
その場所に生きて、その場所で大切なものを知り、それを受け継ごうと、祈り、祈り、時代をまたいで祈り継がれた、美しいものがあるから、形が維持できたり、そこが聖地であり続けます。
だから、そんな聖地に入る時は、その目にみえない 聖なる祈りに敬意を示し、一歩さがって、「わたし」という波動体を、みえない世界に証しつつ、まずは 敬意を捧げて行きます。
聖母はかつていいました。
『 高次元の宇宙では、各 次元間は「敬意」によって調和が保たれています。
だから、一人ひとりの霊性の進化は、この敬意の表し方に出るのですよ。
敬意は、次の次元の扉をあける鍵なのです。』と。
私は祈らせて頂く時、
このメッセージの意味を大切にしています。
(続)