溢れる涙は生きている証
涙はいつも希望に通じているのです。
大切なものに出会うと、
私達は「頭」より先に、いのちが反応し、ハートが反応してくれます。
だから、光に出会い、愛のエネルギーに出会うと、私達は自分が何故泣いているのか わからないのに、
涙が、次から次へとあふれ、こみあげ、流れる事があります。
美しいいのちのぬくもり、
光にふれると、いのちは涙で反応する事が多いのです。
そんな時、言葉より先に
波動が、光が、優しさとなっていのちに降り注ぎ、しみこんでゆきます。
それは、心にしみたものがあなたを内側から支え、あたたかくつき動かしてくれる、無条件の愛の力が
あなたにも注がれている事を、感じとるのです。
泣いた分、人はあたたかさを知り
泣いた分、優しい人になれるのです。
その涙の力によって、人のいのちは成長し、洗練され、
本物の愛というあたたかさと、聖なるものの美しさと力強さを覚えてゆきます。
人は皆、泣いて生まれてきます。
そして、愛する人が天に還る時、
送る時も、泣いて送ります。
送る涙は、時にたまらなくさみしく悲しいけれど、涙が流れきったなら、
涙はやがて、いとおしさをいのちに教え、かけがえのない気持ちを私達に教えてくれます。
懐かしさ、いとおしさ、そこにあった深い愛の光に気づき、もっともっと大切に優しく生きなければと、生き方が変わってきて、いのちは光に向かって変わるチャンスを得るのです。
涙の役割は、いつの時も「希望」に通じているのです。
絶望が胸をしめていても、その絶望をやわらげ、溶かす優しい力として自然に涙が送られてきます。
その涙はあなたの胸を優しくしてくれる光のしずくなのですね。
大宇宙というのは、
思わず涙がこみあげてしまう程に、優しくて、あたたかい、愛に満ち溢れた世界です。
私達は皆、そこから生まれ、
そこへ帰ってゆくのです。
人生には、どの瞬間にも希望はあり、光があります。
だから、あたたかくて幸せな涙を何度でも、何度でも流したいですね。
前に進むために、素直な涙を流したいですね。
よく頑張った!やったね!と、自分をほめてあげられる清々しい涙を流したいですね。
母の愛、父の愛、
そして、お人の思いやりに気付き、感謝があふれて、思わず流れる 優しい涙を大事にしましょう。
そんな、あたたかい涙は、私達のいのちを美しくしてくれます。
だから今日も、胸にこみあげた あたたかいしずく、大切にいたしましょう。
その美しいしずくはあなたに、天の愛の深さをあなたに教えてくれるでしょうから・・。