豊かさのバイブレーション
日常でふと気づく豊かさへの制限~優しく可能性を広げましょう
ある時、数人の皆さんとこんな会話をした事がありました。
ご存じのように、私の日常は「旅」が非常に多いのですが、その時ご一緒していた皆様と大きな鏡のあるパウダールームで、女性同士の楽しいおしゃれ話になりました。
そのうちのお一人が、自分が使っていらっしゃる化粧水のお話をしていました。
それをお聞きしながら、私もお話に加わっていたのですが、
話ながら慣れた手つきでその化粧水を使っておられたその女性を見て ふと、「あれ?」と気づく事があって、ついつい言葉がこぼれてしまいました。
私「え?そんなちょっぴりしかつけないの??」
彼女は、綺麗な瓶の中の化粧水を、ほんの少しの量しか使わなかったのです。
すると彼女が一言。
「だって~、この化粧水高いんですもの。うちお金がきつくて。でも、この化粧水が好きなの。だからどうしてもこれを使いたいけど、もったいないから 節約して使ってるの。」
この言葉を聞いて、私はついまた言葉がこぼれてしまいました。
「逆よ、逆!」
彼女は目を見開いてびっくりなさいました。
彼女とは心通う間柄でしたし、同じように宇宙意識を大事に生きたいという方でしたから、私はご参考になればと、心をこめて続けました。
「それでは逆よ、その在り方では、今のまま、経済の制限が そのままあり続けてしまうよ。」と。
五感ヘブンの活用
豊かさの五感ヘブン
日々の暮らしとして経験しているエネルギーは、私たちから放射される波動によって創られていきます。
聖母は、「生み出す存在」で、
私たちも又、日々 自分の経験を生み出しています。
改めて、聖母の創造原理をあたたかくおさらいしてみましょう。
私たちのからだは、エネルギーを通す共鳴管です。
あなたの心で、ご自分の からだの輪郭をなぞってみて下さいね。
このからだという 輪郭の内側に響かせた波動は、波となって、やがて私たちの経験となり、現実となって創造されてくるのです。
ある種類のエネルギーを私たちの体に響かせて、通すことで、
波動に物的波動が加わって、その波動が実現化し、具現化してくるのです。
波動を、肉体という物的なものに響かせる事で、素粒子があちこちから集まってきて、結晶化して、その波動が、次の私たちの「経験」となります。
体の中に響かせた波動は、少し先の私たちの未来の現実を 創っているのですね。
そして、そのように からだの中に波動を響かせる為に、波動を注ぎ入れる 入り口は からだに5つあって、それを「五感」といいます。
「みる」「きく」「かぐ」「あじわう」「ふれる」という感覚の入り口を通して感じる感覚。
それを、通して、自分のハートをご接待します。
「目」「耳」「鼻」「舌」「肌」その五感というチャンネルから、入る感覚を、選んでいきます。
自分のハートに軸をおいて、あなたのハートが、「心地いい」「これ気持ちいい」「これ大好き」「これあがる」「これすごく幸せ」とあたたかい幸せな気持ちになるものをチョイスして感じましょう。
「わあ、いい気持ち~」「わあ嬉しい~」「これ、身震いするくらいおいしーい」「ああすごくいい感じ~」「しあわせ~」と、
あなたが感じて、ときめきやわくわくが胸に響いたら、
それが「波動」を自分の中に響かせているという事で、エネルギーを通しているという事です。
あなたの五感を通して、ハートを喜ばせてあげるのですね。
ハートが、喜び、居心地がよくなると、その居心地が、あなたの現実として現れてくるのです。
これが、聖母の創造原理です。
五感という入り口を天国波動でいっぱいにすると、その波動から現実が生まれてくるのです。
この、聖母の創造原理は、時みちて聖母の宇宙から教えてくれた優しい生き方です。
それを私は、五感を通して 現実を天国にする方法なので「五感ヘブン」と名付けました。
自分をのびのびできる豊かさの世界へ
オーラを伸ばしてあげる
「だって、この化粧水高いんですもの。うちお金がきつくて。でも、この化粧水が好きなの。だからどうしてもこれを使いたいけど、もったいないから 節約して使ってるの。」
かわいい意識の女性が、何気なくわかちあって下さった言葉。
パウダールームで、数人の女性たちと、私はわかちあっていました。
『それは、逆なのよ。
肌は、現実創造の為の波動を自分に注ぎ入れる 入り口のひとつなの。
そこに、高いから、もったいないからと、制限して化粧水をつける時、あなたの内側は きっと きゅうって、制限を無意識に感じて縮こまってるでしょう?
その、きゅっとなってる意識で化粧水をちょっぴりにしてるのね?
節約しなきゃと、制限を感じてる。
今している事を、波動で見るとね
それは制限と縮こまる波動を、自分に入れているのよ。
そうすると、その波動があなたの次の現実になってしまう。
だから、今 使っているそのボトルが なくなって次の新しい化粧水を又 買う時期がきても
「あーやっぱりお金ない。ぎりぎりだわと、ヒリヒリしながら 買わなければならない 現実がやってくるの。
それはね、毎日 使うときにいつもぎりぎり感という制限の感覚をあなたが、自分に感じてさせてしまっているからなの。
私たちはもっと広い意識に出られるんですよ」
自分を動かす「軸」を優しく変えてみる
例えば、男性でも、また女性なら特に、化粧水を肌につける、という事は、日常的にあるでしょう。
そんな瞬間からさえも、あなたの現実は創られていきます。
例えば、 肌にふれるものには、たっぷりという豊かさを心がけるようにしてみませんか?
その時の行動を動かす「軸」は、化粧水の金額やメーカーではなくて、
あなたの「気持ちいいという感覚」を軸にします。
金額で選んで、金額を軸に考慮して「まずい!大丈夫かな」と、制限するのではなく、
肌を通して、自分の感覚に軸をおきます。
肌の気持ちを、まずはちゃんと感じてあげるのです。
あなたの肌とハートの居心地を、一番先にもってきます。
今、私の肌はどれくらい潤いを必要としているか、どれくらいがちょうどいいかを手で肌にふれて、ハートで感じてあげることで、
自分のいのちと対話していくのです。
季節や日によっても、私たちの肌(いのち)が必要とするものの量は、毎日変わるでしょう。
その肌のニーズに敏感に応えて、肌は波動の入り口だから、必要なものを必要な量で、我慢させずに、ほしいというだけ、豊かに与えてあげます。
乾燥してる日や自分のコンディションによっては、いつもの量では足りなくて、すぐじゅっと肌は、化粧水を吸い込んでなくなります。それは、肌がおかわりがほしいとおしえてくれています。
こんな時、自分の波動に無頓着になっている時なら、この日常の行為はルーティン化していて、
「化粧水ね。はい、つけた」と終わっていて(笑)、
自分の肌(エネルギー)が、まだ乾いていて、ああもっとほしかったなと「足りなさ」を味わっている事に気づかずに通りすぎています。
この中で感じているものが、経済に反映するんですよ。
「足りない」というバイブレーションを気づかずに 自分の中に響かせているから、足りない現実を創りだしてしまう・・。
だから、そんな時は 自分の肌をちゃんと感じて、必要なものを必要な量だけ満たされていくように、化粧水を豊かにリッチにおかわりさせてあげます。
また、なかなか化粧水が肌になじまない入らない日は、肌がかたくなっている日ですから、
実は、心もかたくなっている日なんですよ。
今日の1日、或いは昨日の1日を振り返ってみると、自分の心をかたくする何かが起こっていたはずです。
それをいたわりながら、手で肌を優しく包み込み ほっとさせてあげて、やわらかくほぐしながら、うるおいを送ってあげます。
いたわりとうるおいを、豊かに送り、内側に響かせるのです。
肌を通して、あなたのハートに、
必要なものや 「ほしいものが豊かにやってくる」その心地よさが、日々当たり前になるように、感じてあげましょう。
そんなお話をその時したのです。
パウダールームは、女性たちの気づきで、光っているかのようでした。
私は続けます。
『そうしているとね、私たちから放射されるエネルギーが変わってきて、
その状況がその人の自然になるの。
つまり、最初はお金がなくて化粧水を買うのもやっとでも、その化粧水をなんなく買えるように経済がまわってくるようになるのよ。」
「 波動がなじむと、そういう豊かさを 自分に与える環境が当たり前の波動になるから。
自分の大好きなその化粧水を、豊かにつけてもまた 力をいれずに、普通に買えるような経済がまわりだすの。」
彼女はその話にすごく驚いていました。
実はこのエピソードは数年前のもので、随分前のお話なのですが、
私にとってこの考え方はすでに当たり前になりすぎていた為に、あえて言葉にあまりのぼらなかった訳なのですが、最近このエピソードのお話がよく心に浮かんできていまして・・。
だから、実はこの話を最近いろんな方に、何気なくわかちあったのです。
そしたらそれを聞いて下さった皆さんは、どの方も 本当におどろかれて、真剣にメモなさる方が多かったので、
逆に私が新鮮でした(笑)
だから、Tenderness Light (テンダネスライト) をお読み下さる皆様にもわかちあいますね。
五感ヘブン、奥が深いでしょう?