音のお仕度(3)
心の波がいのちの「音」です
心に愛の波動が芽生えると、
あらゆるものは調和してゆきます。
愛とは、調和する波動であり、
美もまた、調和する波動なのです。
例えば最近は 男性もエステに通う方が増えたと、以前美容業界の方からお聞きしたことがあります。
男女共に、暮らしにエステ体験があるとしたなら、それはきっと最高のご褒美となるのでしょうね。
嬉しいでしょうね。
けれども、魂のエレガンスを大切にする時は、もうひとつ奥のケアも大切にしたいですね。
どうしてかといいますと、
素晴らしいエステに通っていたとしても、
例えば自分の内にある 内面のイライラを解消しないまま、表面だけをケアしても、
根本がはずれているならば、
せっかくかけた時間とお金が無駄になってしまいますものね。
内なるお手入れする事は、表面に表れる「美」の源泉です。
それは、魂のエステなのです。
運命すら拓いてゆく光のエステです。
それは、例えば 内なる「音」に気づく事から始まるのです。
あらゆるものに、「音」があり、
私たちのいのちが、私たちの心が、出している「音」があります。
しかし、ほとんどそれらはふりかえられる事はありません。
ですから、それを聴いてあげないと、私たちの中を流れる音が不調和な時は、だんだんそれが表に表れて主張してきます。
その主張は、
よく、暮らしに表れる「音」に現れます。
例えば、引き出しをバンっとしめる音や、
帰宅してバックを投げるドンっという音や、
ドアをバーンとしめる音には、
多くの場合、自分でも気づかない
深い場所にある内なる怒りが混じっていて、
日頃のストレスから出ている「いのちの音」が反映しているのですね。
でも、それに気づかないと、せっかくエステに通っていたとしても
もったいないことが起きてしまうでしょう。
感情から出る音(響き)は、
特に皮膚に映りやすいです。
ですから、ストレスがあると、
肌があれるのも わかりますね。
聖母は、これを「聖母美容」だといいました。
まず、内なる波動を優しくケアする事から始める美麗法。
自分の内面の、張りつめた音や、
キーッという感情から出る いやな音や、
消え入りそうな寂しい音など、
愛から出ていない内なる音に気がついて、
その自分の「音」(波動)を、あたたかい慈しみで受けとめてあげる、内なるお手入れは、運命をも変えていく宇宙的なビューティーへと育ってゆくのですよと、聖母はいいました。