怖れのほどき方

sg133_l いめーじ ひかり

 

 

 

怯えているあなたの心は、無視するより、優しくふりむいて、心を大切にしてあげましょう。

 

 

 

 

怖れはあなたの日常のあらゆる所にかくれんぼしています。

 

 

 

例えば、望んでいるはずなのに、望む通りにならない所や、

嫌な気持ちになる所、

とても腹がたつ所、

どうしても嫌悪の気持ちが出る所、

どんなに努力しても動かない現実の場所には、怖れがかくれています。

 

 

 

また、自分がイライラする所、自分でも思っていないところで強く出てしまう所や、
傷つく所、必要以上に恰好をつけている所などにも、怖れがかくれています。

 

 

 

うまくいかない所、望んでいてもそうならない所、スムーズにいかない所にも、怖れがかくれています。

 

 

 

 

怖れは無意識の時、無自覚の時が一番、強烈に恐ろしく感じます。怖れをほどくには、自分が何を恐れているのかを丁寧に見てあげることなのです。

 

 

 

怖くていやだと思ったら、自分は何を怖がっているんだろうと、自分が恐れているポイントをあたたかく理解し、でも丁寧に見て上げましょう。

 

 

 

人に嫌われるのが怖いのか、自分の本性がすてきじゃないと感じていて、それがまわりにばれてしまうのが怖いのか・・・。

 

 

 

 

「ひとりになるのが怖い」「お金が無くなるのが怖い」「人が離れていくのが怖い」「リストラされるのが怖い」など、何を恐れているのかを、ちゃんと感じてあげましょう。   そして、それを感じてあげられたら、それが起きたらどうなると思っているのかに気づいてあげます。

 

 

 

そこに、あなたが今、現実を創るのに使っていた「視点」があります。

 

 

 

あなたが世界をどう見ているのか、信じることを採用した考えかたがそこにはあるのです。

 

 

 

まずは、自分がなにかを恐れる為に使っていた無意識の癖に優しく気づいてあげましょう。

 

 

 

 

それを消してゆく為には、あなたの心と言葉と行動とを一つにさせます。

 

 

 

 

あなたが心から思う本心をのどを通して、伝えたいエネルギーを言葉にして表現してゆきます。

 

 

 

恐れていることではなく、心から望んでいる事を、声に出してゆきます。そうすると、怖れは形を維持することができないのです。

 

 

優しくとけてゆきます。

 

 

何らかのあなたの思いこみが、あなたを足止めしているのですから、それがとけてしまうと、「あなたの人生は前に進みますよ」と、それに気づかせてくれる為に、「恐れ」はやってきます。

 

 

 

それがほどけると、あなたの中を流れるエネルギーが変わるのです。

 

 

 

怖れは認めれば、綺麗に消えてゆきます。怖れがなくなれば、滞っていたエネルギーがすっきりして、現実もスムーズに流れ始めるでしょう。