庭園のセラピー ( 泉 )
日本庭園、ヨーロッパの庭園。
花園が持つ美しい技術の世界を、私は以前、興味があって学んでみた事があるのです。
庭園という世界がもつコスモスは、
天国の構図を、この世に表しているのだそうです。
庭園にはいつも、季節折々に、色鮮やかな花々が咲き乱れ、中央には必ず泉か噴水があるのですね。
このやすらぎは、天国を映している構図なのです。
地球の中に開いていく、グレースファウンテンが、聖母の霊的な泉であるように、
天国の庭園には、中央に泉があるんです。
公園でしたら、噴水。
日本庭園なら、池に、その天のやすらぎは現れていますね。
花園、樹木のやすらぎに守られて、
そこには、必ず泉が涌いています。
水はいのちの源を表します。
神の力が そこに涌いているのです。
それは、いのちを甦らせる力がある聖なる泉です。
海外でも、そんな庭園の泉には、泉の女神か聖母が祀られ、
日本の庭園なら、そこにはよく市杵島姫(弁財天)が祀られています。
そう、いずれも聖母意識の女神様たちが、泉にはおわすのです。
泉、水はいのちの源、
聖母の愛を表します。
だから、庭園の泉や噴水や池には、
あんなに、力をほどいてくれるやすらぎが甦るのですね。
疲れたら、庭園や公園の泉の世界に足を運び、そのそばに身をおいてみてください。
美しい泉や、流れる水を見ることで、心を浄化し
そこに水音があるなら、
耳を傾けてみて下さい。
心が毛羽だっていても、
なめらかになめらかに、
優しい穏やかな気持ちが戻ってきますよ。
疲れているなら、いのちは甦り、新たな力を頂きます。
だから、優しい気持ちが戻ってきますよ。
優しい水が湧くところ。
聖母の愛のそばでは、人は本来の優しい姿に戻れるのです。